(原点回帰)ライフ(打点)を上げて物理で殴れ!!「アロマリベリオン」

 

 

 

こんにちはカイマンです。

 

いつでもアロマデッキ大好きな人生を送っています

 

世間はオリンピックが終わりパラリンピックで盛り上がりつつもいまだに例のウイルスで落ち着かない日々を過ごしていると思います。

 

私自身もその煽りを受け日々の仕事の濃密さに精神と体を参らせております。

そのせいで前回の記事からかなりの時間が経ってしまい自身の記事作成の腕が日に日に落ちていくのを感じつつ日々の仕事の忙しさに負けずにアロマデッキを作っています。

そしてデッキ記事を書こうと思いつつも筆が進まずデッキだけがたまっていくという贅沢な悩みに困っています。

(誰か私の記事を代わりに作成して・・・)なんでもしますから・・・)

 

まあ、そんなしょーもない愚痴は置いておいて今回も新しいアロマデッキを思いついたので紹介していこうと思います。

 

ちなみに前回のデッキ記事はこちらになります。

tokorotenkaiman.hatenadiary.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

目次

 

 

 

 

 

1:今回のメインカード

 

今回のメインカードはこちらになります。

 

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アロマ(アロマージ)の中ではシンクロマジョラムと並び最高のレベルと最大のステータスを誇り、回復効果を使えばあの青眼の白龍を上回る打点の上昇効果と、ライフが相手が上な時に自身を含めた植物族全体に貫通効果を与える永続効果を持つ「ライフを上げて物理で殴る」アロマの代名詞の代表格であるアロマモンスター「アロマージ-ベルガモット」です。

 

え?このカードがメインなの?いつもみたいなライフ回復カードじゃないの?というかアロマデッキなのにアロマがメインなの?と思う方もいらっしゃると思うのでそれも含めて説明したいと思います。

 

そもそも今回このアロマデッキを組みたいと思ったキッカケの一つが「このカードを活躍させたい!」と思ったからです。

 

いやいや、アロマデッキ組んでる人が何を言っているんだ?と思うでしょうが、実を言うと・・・というか過去のデッキ集を見ると解りますが私のアロマデッキは基本的に一部を除けばある程度の活躍をさせるように意識して構築をしています。

 

毎ターンのドローと召喚権追加をしてくれる有用サポーターのジャスミン

相手モンスター効果を封殺して表示形式も好きに操れるローズマリー

植物族なら何でもチューナー化、墓地にいけば回復するSS機能持ちのローリエ

お手軽SSと相手の墓地を根こそぎ荒らせるマジョラム

自己蘇生効果を持ち、フリーチェーンの回復効果が使えるチューナーのアンゼリカ

永続罠サーチと対象耐性、そしてお手軽破壊効果を持つセラフィ-マジョラム

セラフィでは地味ながらも無効化効果と打点上昇を持つ我が嫁セラフィ-ローズマリー

環境入りを果たしたサーチ&リクルートに戦闘破壊耐性を持つセラフィ-ジャスミン

 

と、回復が必須とはいえ全員が個性的な効果を持っているのでちゃんとデッキを組んで使うととても楽しいです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『あれ?俺たちは???』

 

 

という訳で純構築でも、混ぜ物のアロマデッキでもそうそう見かけない三銃士を連れて来ました。

(そうそう見かけない三銃士!?)

 

微妙な打点下げと魔法・罠バウンス効果がセラフィ-マジョラムと比較されるカナンガ

マジョラムと比べると重く打点上昇と貫通は強いが悪く言えばそれだけなベルガモット

微妙な回復数値とタイミング、リバース故の遅さと微妙な耐性のアロマポット

 

決して使えない効果や弱い効果という訳でもないのですが、基本的にいつでも使えて強力な他アロマの効果と比べると地味さと重さ故にどうしても使いどころを選ばないと活躍が厳しいカードたちです。

実際私も基本的にこのカードたちをデッキに投入する事は殆どないので、デッキ記事でアロマデッキなのにこのカードたちが入ってないというツッコミや、上手く生かす事の出来ない貴方が問題なのでは?というツッコミは・・・・・止めてくれ・・・その言葉は俺に効く・・・止めてくれ・・・

 

 

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一応、カナンガはヴァンパイア・フロイラインのライフ支払いの補助と盆回しの疑似サーチで活躍出来るという事でヴァンパイア軸の「ヴァンパイアガーデン」

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アロマポットもアロマで唯一の岩石族のレベル1という事で化石融合軸の「アロマ発掘隊」

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と、それぞれ良き就職先が見つかったのですが、ベルガモットのみ本体の重さ、下手に他カードと組ませようにもこのカード本体のパワーが高い故に他カードのコンボを決める前に決着をつけてしまい他カードイラナクネ?状態に陥る事が多々あったので非常に悩んでおりました。

 

 

そんな時、私は思いました。

 

「だったらコイツがメインで活躍出来るデッキにすれば良いのでは?」

 

 

という訳で私、カイマンによるアロマージ-ベルガモットのデッキ制作が始まりました。

 

 

 

 

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新テーマ「ラストアロマリベリオン」(レベルライフを上げて物理で殴れ!)

 

 

 

 

 

2:デッキ完成までの流れ

 

 

①アロマージ-ベルガモット

 

という訳でベルガモットをメインにするというコンセプトは決まりましたがどういう風に活躍させようかという事で悩みました。

 

 

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あらためて、このカードの効果を見てみましょう

 

個人的な意見となりますが、このカードって完全に自分メインの効果なんですよね

 

アロマというテーマ単体で見ても植物族全体で見ても

 

②の自身の打点上昇効果はいうまでもないですが、①の貫通効果もそうです。

この貫通効果は植物族全体に付与される効果なので一見すると植物族サポートカードのように見えますが、実を言うとそうでもないのです。

 

当たり前ですが貫通効果は攻撃側の攻撃力が高くないとほぼ死に効果になります。

例えば攻撃力3000の貫通モンスターで守備力2000のモンスターを殴れば-1000と大きく削れて美味しいですが、攻撃力2400の貫通モンスターで殴った場合は-400とほぼ誤差の範囲内のダメージで全然美味しくありません。

 

そしてこれが最大の問題点ですが今の遊戯王OCGの環境で「元々の攻撃力が3000以上ある植物族は2種類(「捕食植物トリフィオヴェルトゥム(3000」「No.87 雪月花美神クィーン・オブ・ナイツ(3200」)しか存在しない」という事です。

そしてこの2種類のモンスターはどちらもSS条件が重いので当然ベルガモットとの併用は厳しく基本的に採用される事はありません。

 

それに加えて最上級レベルの植物族は打点以上に強力な効果持ちのモンスターが多いので下手に高い打点で攻めるより効果を使って相手の盤面を崩してから攻めた方が強いので普通に植物族で運用しようとするとベルガモットが出てくる前に決着がつくことが多いです。

 

なので今回は「強力な植物族モンスターを複数並べてからベルガモットの貫通効果を生かして殴る」という方針は止めてベルガモットを更に強化して貫通効果を生かす「ライフ(打点)を上げて物理で殴れ!!」という方針にしました。

 

 

ではどうやってベルガモットの打点を上げるか?という事ですが、ここで結構悩む事になりました。

 

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アロマは上記のアロマガーデンを使用してライフと打点を上げて攻めるのが基本的な攻め方です

ベルガモットも例に漏れず、このカードを使用すればガーデンと自身の効果で3900もの打点を得る事が出来ます

 

 

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これは通常モンスターで最強のカードである青眼の白龍を上回り、あの神のカードオベリスク巨神兵(4000)に次ぐ打点であるという事を考えればレベル6のモンスターという事を含めて十分に高い打点です。

 

 

 更にこの効果は相手ターンにも使用できるので相手ターンに回復効果を使えば4900という破格の攻撃力を手に入れる事が出来ます。

 

 

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この数値は遊戯王の中でも最上級クラスの打点を誇る究極嫁こと青眼の究極竜(4500)を超え、更にその上のトップクラスの打点を持つF・G・D(5000)に次ぐ打点といえば最早最上級モンスターすら蹂躙出来るモンスターと化します。

 

 

こうして書くと強い効果ですが問題はこの4900という高打点を自分のターンに生かせないという事です。

 

当然ですが、相手ターンに4900のモンスターを用意しても、そんな高打点モンスターを相手が何の用意もせずに殴る事はないですし、無理に戦闘で突破をしなくてもベルガモット本体には何の耐性もないので除去カードを使われたらあっさりとやられてしまいます。

 

では自分のターンで得られる3900ラインで頑張ろうと思っても打点もインフレしやすい今の環境では4000未満の打点は低いという事はないですが、やや物足りなさがあります。

 

何より折角このカードをメインにするのにそれだけで済ませるのはあまりにも勿体ないと思いました。

 

では、別のカードで補おうにも打点上昇系の代名詞ともいえる装備魔法はどうしても使い切りになりやすく(そういうのも含めて通常魔法・罠なども採用を見送りました)

そうなると、本体が除去されない限り場に残り続けてくれる永続系の魔法や罠を採用したいのですが(フィールド魔法は「アロマガーデン」があるので除外)汎用系の物は基本的に上昇率は微妙な数値で(例として、自分モンスター全てに効果が適用される「勇気の旗印」は上昇数値は200ポイント)、それ以上の上昇を望もうとすると何かしらのテーマ縛りの物がメインとなっています。

 

それに加えて汎用系永続魔法・罠は前々から記事で書いていますが、高速化が進んだ今の環境でもサーチ、破壊された時の保険であるサルベージ手段に乏しいという問題もあります。

 

じゃあ、どうすれば良いのか?あるのだろうか?

ベルガモットもとい、アロマと相性が良く、サーチがしやすく、除去された時の保険もあり、攻撃力の高い上昇が見込める・・・そんな夢のようなカードが???

 

 

 

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 まあ、あるわけがな・・・

 

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という訳でありました

 

霊使いサポートカードでサーチとサルベージが可能で、自分フィールドのモンスターの属性の数だけ打点が上昇するという属性が豊富なアロマにピッタリな効果を持つという私が欲した全ての条件を叶える永続魔法「憑依覚醒」です。

 

 

 

②「憑依覚醒」について

 

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という訳で(どういう訳で?)

今回ベルガモットを有効活用するためのキーカードとして採用したのが「霊使い」のサポートカードである永続魔法「憑依覚醒」です。

 

効果を見るとほぼ霊使い(というより進化先ともいえる憑依装着ですが)を補助する②と③の効果はベルガモットには使う事が出来ませんが、それ以上に重要なのが①の自分フィールドのモンスターの攻撃力は、自分フィールドのモンスターの属性の種類×300アップする。」という効果です。

 

当たり前ですが、このカードをメインに使う霊使いはそのテーマのコンセプトの関係上、遊戯王というカードゲームに存在する属性の全7属性のうち神属性を除く全て属性を網羅しています。

ではアロマの方はどうでしょう?一時環境に躍り出たセラフィ-ジャスミンや一部のデッキで出張要因として採用されやすいスイートマジョラムが光属性なためそこまで属性は多くないと思われるかもしれませんが

 

 

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以前私が作成したアロマの紹介記事を読んで頂ければ解りますが(姑息な宣伝)アロマも霊使いと同じく神属性を除いた6属性全てを網羅しています。

 

幸いなことに新ルールとリンクモンスターの登場によるエクストラモンスターゾーンの追加により自分フィールドのモンスターゾーンが最大6か所に増加したので憑依覚醒の打点上昇効果も最大で1800(300×6)とかなり高い打点を自分のモンスターに加える事が出来ます。

 

そのため単純にアロマにこのカードを使用するだけでも300~600の打点上昇は見込めますし、そこに攻撃力を500アップさせるアロマガーデンが加われば元々の攻撃力が100しかないアロマージ-ジャスミンでさえ最大で2400(300×6+500)と真紅眼クラスの打点上昇が可能です。

 

特に今回のメインモンスターであるベルガモットは元々の打点の高さと自身の効果の関係上、このカードとの相性は抜群で元々のベルガモットの攻撃力2400に自身の効果による打点上昇効果が加わり3400、そしてアロマガーデンの補助を加えて3900、そこに憑依覚醒の最大数値1800が加われば・・・

 

2400+1000+500+1800=5700

 

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「あいつ、ワシより強くねー?」

 

 

 

 

 

 

霊使い(憑依装着)

 

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 という訳で「憑依覚醒」を使用するので必然的に出てくるのが「霊使い(憑依装着)」ですがアロマとの相性は正直に言えば微妙です。

(そもそも魔法使い族と植物族で絡むカードがほぼ無いので当たり前ですが・・・)

 

ですがアロマ、霊使い共に神属性を除く全属性が揃っているので、破壊された属性のモンスターとは異なる属性の魔法使い族をSS出来る「憑依解放」で霊使い(憑依装着)自身は勿論、アロマモンスターもどれが破壊されても継続のモンスターが出てくるという利点があります

 

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更に言えば憑依装着は全てのレベルが4で仮に手札にきても出せずに事故が起きるという事はなくシンクロは勿論エクシーズ素材としても申し分ないので、この点をメインにして構築を進めていきます

 

とはいえ、ただそれだけのために霊使いを使用していくのは旨味としては弱いですし、この記事をここで終りにしては「それだけ?」というツッコミが確実に来るのでこのテーマを採用する事で出来る「旨味」を探しました

 

 

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 それがこの憑依装着で出せるランク4で魔法使い族でなければエクシーズ召喚が出来ないエクシーズモンスター「Emトラピーズマジシャン」です。

 

効果に関してはこのデッキは他にEmカードを使用しないので③の効果は使えませんが、①の効果は基本的に打点が低く戦闘ダメージを受けやすくライフが下になる事に弱いアロマや憑依装着にはありがたい効果です。

(それに加えて今の攻撃力を参照する効果なのでガーデンや憑依装着を使えば殆どのダメージをシャットアウトできます)

 

重要なのは②の効果で、②の効果は全てのモンスターに二回攻撃の権利を与える事が出来ます。

 という事は必然的にベルガモットにこの効果を付与すれば5700の高打点と貫通効果を存分に生かす事が可能です。

 

 

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デメリットとして付与されたモンスターは破壊されてしまいますが、アロマはアロマモンスターが破壊されるとライフを回復出来るアロマガーデンとアロマモンスターを蘇生出来る恵みの風があるのでそこまでキツイものではありません。

 

また憑依装着とも相性が良く、憑依覚醒は憑依装着モンスターに破壊耐性を付与するので実質タダで2回攻撃の権利が得られます。

 

 

他にもSSモンスターを問答無用で破壊して尚且つリカバリーの効きやすい「エルシャドール ・ネフィリム

 

破壊される前にフリーチェーンで逃げられる「クロノダイバー・リダン」

 

アロマに嬉しいライフ回復効果に加えて、破壊耐性と自身のデメリットを上手い具合に消せる「魔王超龍ベエルゼウス」

 

などなど色々と相性の良いモンスターを採用しました。

 

 

 

④その他の採用カード

 

上記のアロマと憑依装着系、トラピーズなどのカード以外にもメインではありませんが色々なカードを採用しています。

 

「シャドール」

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 このデッキの縁の下の力持ち(その1)

(上記のテーマより強いよね?というのは密に・・・密に)

 

基本的に全ての属性が揃っているこのデッキで全てのエルシャドール融合体の融合素材に困る事はなく、その気になれば全てのエルシャドールを融合召喚する事が可能です。

・・・が今回はコンセプトの関係上、採用したのはネフィリムとアプカローネだけです

(少ない)

 

 基本的にこのテーマはアロマと霊使いが手を出しにくい大型の除去や自分のターンの展開力の低さを補う形で動いてもらいます。

普通にエルシャドールの融合体で攻めても強いですし、相手のエクストラモンスターがいる時に下記のクロシープを捕食植物オフリスダーリン経由で出せば影依融合をサーチしつつデッキ融合でSSしつつクロシープの効果で素材にしたモンスターを蘇生するという動きも可能です。

 

また下級のシャドールが闇属性・魔法使い族なのでベエルゼウスのシンクロ素材は勿論、トラピーズマジシャンのエクシーズやセレーネのリンク素材にもなれるというのも採用理由の一つです。

 

 

「 PSYフレームロード・Ω」

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 このデッキの縁の下の力持ち(その2)

 

高打点と①の効果故の場持ちの良さも魅力だが、②の効果はこのデッキにおいては特に重要で、単純に自分と相手の除外に強くなるのも勿論だが最大の目的は下記の「憑依連携」の②の効果を何度も使えるようにすることである

 

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当たり前だがこのデッキの最大の弱点は「憑依覚醒」を攻略される事である

 

相手もバーンやデッキ破壊等の特殊なデッキでもない限り、相手モンスターの打点を上昇させ下級モンスターを上級モンスター並の打点にする覚醒の存在を無視する事はまずないだろう

 

元々の攻撃力の高いベルガモットは兎も角、その他のアロマや憑依装着は並の攻撃力しかないため覚醒を割られるとアッサリ突破されやすくライフと盤面が一気になくなってしまう

 

そのために必要なのが上記の「憑依連携」

 

基本的に場にある魔法・罠はサイクロンなどの破壊系のカードで割られる事が多いため連携の②の効果が十全に行かせます。

この手の再生用の魔法・罠カードとは一味違い「墓地から表側で置く」という効果の関係上、覚醒の効果を直ぐに再利用出来るのはかなり強いです。

デメリットとして効果を使うと除外されてしまいますが、そこでΩの墓地戻し効果を使えば多少のタイムラグはありますが例え割られても何度でも盤面を維持する事が可能です。

 

また①の効果も地味に強く表側限定とはいえ対象を無視する選んで破壊する効果のため対象耐性を持つアストラム等の強力なモンスターも倒す事が出来ます。

 

 

「召喚僧サモンプリースト」

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普通に強い召喚おじいちゃん

 

単純にランク4に繋げられるのも強いが自身が魔法使い族なため上記のトラピーズマジシャンや下記のセレーネに繋げられるのも強いです。

またこのデッキでは出しにくい「エクシーズ・スライドルフィン」をお手軽にSS出来る唯一の存在でもあります。(この場合はトラピーズが出せないので下記のエメラルか場持ちがしやすく素材もすぐに落とせるリダン等にエクシーズするのが吉)

 

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「神聖魔皇后セレーネ」

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つよつよの実を食べた全身つよ人間なカード

という表現しかできない位強い効果ばっかついてる

 

エンディミオンカードがないため残念ながら②の効果は使えないが、基本的に魔法を多用するこのデッキでは①と③の効果はフル活用出来る。

 

特に③の蘇生効果は憑依装着は勿論、トラピーズマジシャンも蘇生が出来て上記のスライドルフィンが墓地にあれば再び効果を使用する事が可能です。

 

また地味に元々の攻撃力が1850なので覚醒の効果でドローが出来るのも強いです。

 

 

 

 

 

 

「クロシープ」

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こちらもつよつよの実を(r

 

 

デッキの構築上、儀式以外の効果は全て使う事が出来、シンクロやエクシーズでクロシープ自身を脳筋にするのも強いですが、融合で墓地のアロマや憑依装着を蘇生させて覚醒を強化するのも強いです。

 

特にこのデッキにはお手軽SSと融合サーチが効果があるオフリス&ダーリングがあるので相手の場にエクストラモンスターがいれば

 

①オフリスNSでダーリングSSと影依融合サーチ

②オフリスとダーリングでクロシープSS

③影依融合でクロシープのリンク先にエルシャドールをSS

④クロシープの融合効果で素材にしたモンスターを墓地蘇生

 

といった流れも可能です。

 

 

 

 

 

「ダイガスタ・エメラル」「貪欲な壺(瓶)」「一撃必殺居合いドロー」

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このデッキの縁の下の力持ち達・その3

 

このデッキは憑依覚醒や憑依解放の動きの関係上「いかにデッキ内に憑依装着モンスターをため込んでおくか」も非常に重要になる。

 

特にこのデッキでは憑依装着モンスターが6種類全部あるとはいえ、素引きやコストで墓地送りする事を考えると解放の効果でデッキから憑依装着をリクルートする回数はそこまで多くない

そういう意味では上記のカードで墓地のカードを回収し続ける事が出来れば憑依解放を繰り返し使用し戦線を維持する事が可能になる。

(一撃必殺はエメラルや貪欲な壺では回収出来ない貪欲な瓶の回収のために入れています)

 

またそういう意味では手札に来た憑依覚醒モンスターをデッキに戻せるスカルデットも縁の下の力持ちモンスターといえるかもしれません。

 

 

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「ジ・アライバル・サイバース@イグニスター」

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このデッキの隠し玉

 

現在唯一のリンク6のリンクモンスターで②の効果も含めると召喚難易度はかなり高めだが、盤面にモンスターがたまりやすいこのデッキではそこまで苦戦する事なく出す事は可能である。

 

完全耐性とモンスター破壊効果+トークン生成効果のこのカードを高い攻撃力で出せたらある意味このデッキで一番盛り上がるのでは?と思い採用しました(えー・・・。

(多属性デッキなのでほぼ同じ難易度で高い制圧効果を持つLGDも考えましたが、それだとベルガモットの必要性が薄れるのと維持コストの関係から不採用にしました。)

 

 

 

 

3:デッキレシピ

 

以上の流れでくみ上げたデッキがこちらになります

 

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基本的には「精霊術の使い手」で「憑依覚醒」「憑依解放」(どちらかが既にあるなら「憑依連携」でも良い)をサーチして発動、以降は覚醒の打点上昇とドロー効果に解放のリクルート効果で盤面を維持・強化しつつアロマやシャドールを軸に強力なモンスターやベルガモットを出してワンパンを決めていくデッキになります。

 

覚醒とガーデンで打点を底上げして殴るというシンプル極まりない脳筋戦術故に攻めに回れれば大抵のモンスターを上から殴れます。

元々の攻撃力が700のクロシープが最大で3000の攻撃力になってバトルに加われると言えばこのデッキの脳筋っぷりが伝わると思います。

 

 

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弱点は上記でも書いた通り憑依覚醒を割られる事

 

覚醒が消えると殆どのモンスターが元々の低い攻撃力を晒す事になってしまうので連携等でカバーするか破壊される前に攻撃力の高いベエルゼウス等のモンスターを出して勝負を決める事が重要です。

 

 

 

4:まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は初心に帰ってアロマというテーマの基本である「ライフを回復して上から殴る」という戦術をベルガモットと憑依覚醒を使用して極限まで極めようと思い、このデッキを作成しました。

 

勿論、この極限という意味はあくまでも私がそう思って作っただけであり今後の遊戯王の動きや私自身の思いつき次第で変わるかもしれません。

 

そういう意味でもこうやってデッキを作り、それを記事にして残すという行為は楽しいので今後もこういうデッキは作っていきたいと思います。

 

ちなみ次回の記事ですがデッキ自体は既に完成しているので私の筆が進み次第すぐに投稿したいと思いますので出来たらそちらの方も宜しくお願いします。

(すぐに出来るといったな・・・あれはう(r)

 

 

 

それでは皆様、次回の記事でまたお会いしましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

ちなみに何でデッキ名が「アロマリベリオン」という名前なのか?と思った方もいると思いますが理由としては・・・。

 

 

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という訳さ

(ごめんなさい、ただの思いつきでした許して下さい 何でも(r)

 

 

 

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ちなみにリアルでもちゃんと揃えました。

(ダルクのイラスト違いはよこい!)