〇〇よ、苦悩の時間だ!!『Ground Zero』
こんにちはカイマンです。
いつでもアロマ大好きな人生を送っています
夏になりオフ会等のイベントが沢山開催されていますが私自身はそんなの関係ねえ!と立派に仕事を休まず社会人をしています(号泣
皆さんも夏の暑さには気を付けて楽しい遊戯王ライフを過ごして下さい!!
新しいアロマデッキが出来たので今回も紹介していこうと思います。
ちなみに前回のデッキ記事はこちらになります。
tokorotenkaiman.hatenadiary.jp
1:今回のメインカード
今回のメインカードはこちらになります
『ANIMATION CHRONICLE 2023』で新たに登場した新テーマ「地縛戒隷(囚人)」の中の一つ「地縛戒隷ジオグレムリン」です!!
お互いのターンのメインフェイズ時にフリーチェーンで相手モンスターを対象として発動しそのモンスターを相手は「破壊するか?」「破壊しないか?」を選び、破壊するならそのモンスターは破壊され、破壊しないならそのモンスターの攻撃力分のライフポイントを自分は回復する事が出来ます
それに加えてバトルフェイズ中に上と同じくフリーチェーンで融合も可能で特に自身も融合先も攻撃制限等もないためこのカードで攻撃して効果で融合後、融合モンスターで追撃も出来る中々に強力なカードです。
このカードはアニメARC‐Vで使用されたカードで、劇中では下の「地縛戒隷ジオグレムリーナ」と共に召喚され他のカードの効果で打点が下がり切った相手のエースカードを対象にして発動し、「破壊しなければ相手のライフが増えた上に2体のモンスターの総攻撃でライフをこちらのライフを0にする」「破壊すれば助かるが(アニメ版では攻撃が出来ない制約がつく)ジオグレムリーナのバーン効果でライフが0になる」という文字通りの苦悩の選択を突きつけました。
(この時、使用者はジオグレムリーナの効果を説明していなかったため、使用者以外は後者の選択を選ぶだろうと皆思っていました。)
結局この時は前者を選んだ上で他のカードを駆使する事で総攻撃を凌ぎ、相手はエースカードとライフを守り切りました。
※ОCG版では効果が違うのでアニメ版の方にしました。
上記のジオグレムリンに加えて、7月の新しいパックでジオグレムリーナも登場したため最初は両者を使用して劇中再現をしようかと考えましたがアニメとは違い両方の効果がバレバレな上で相手が破壊効果を選ぶわけがなく、拒否した場合のライフ回復も破壊効果とは違い特に別のカードとは繋がるコンボ等がなく何より劇中で使用された相手モンスターの打点を下げるカードはまだカード化されていないためこのままではただ打点の低いライフ回復効果持ちのモンスター2体が並ぶだけになってしまうので何か別の手段でライフ回復効果の方を生かせないか?と悩んでいた所・・・。
うん、知ってた
2:デッキレシピ
それでは今回の紹介するデッキレシピです
地縛メインの構築のためほぼ地縛囚人関係はフル投入のお財布に優しくない構築です。
己コンマイ!!
3:各テーマ(カード)の役割・動かし方紹介
ここからはデッキにおける各テーマ(カード)の役割と動かし方を紹介していきたいと思います。
(一部の汎用カード等は除く)
『地縛』
このデッキにおけるメインエンジン
基本的にはストーンスィーパーとグランドキーパーでシンクロマジョラム、ジオグレムリンをシンクロ召喚し二体並んだ所でジオグレムリンの破壊効果を起動すると相手は「破壊しない代わりにライフ回復が起こり、直後にシンクロマジョラムの効果でカードが破壊される(+ライフが増えればアロマの永続効果も使えるようになる)」か「モンスターは破壊されるがライフ回復は起きない、しかしまだシンクロマジョラムの破壊効果が控えている」という二通りの苦悩を味わう事になります。
その盤面を作りつつ隙あらばラインウォーカーでサーチした「異界共鳴-シンクロ・フュージョン」でジオクラーケン(もしくはジオグレムリーナ)とジオグリフォン(もしくは2体目のジオグレムリン)を出して地縛牢やアロマガーデン、新たな地縛モンスターのサーチとグランドキーパーを蘇生して新たなレベル6シンクロや②の耐性効果で場を維持する等の戦術に繋げていきます。
それでも厳しいならジオグレムリンの融合効果で奥の手である「地縛戒隷ジオグラシャ=ラボラス」を出して場を完全に制圧しましょう
特に②の効果はこのカードの破壊以外でもいいのでシンクロマジョラムの破壊効果と合わせたら自分・相手ターンの好きなタイミングで相手の場を更地に出来る鬼のようなコンボが完成します。
そのラボラスもやられたら③の効果で「地縛神 Chacu Challhua」を出せば相手のバトルを防ぎつつ自身のバーン効果で消耗した相手の引導を渡す事も可能です。
(貼ってあるフィールド魔法がアロマガーデンなら本体の守備力も上がるので毎ターン1450と中々高めのバーンを与える事が出来ます。)
また地縛サポートの「地縛牢」も強力で魔法版ブレイクスルースキルと破壊後の全体無効化&ライフ半減の効果により相手は迂闊にこのカードの破壊を行えないため、ある程度場が安定するまではアロマガーデンよりこちらのカードを優先して発動し地縛モンスターの強化に繋げていきましょう。
「アロマ」
我が魂のテーマことアロマ(おい
今回はシンクロマジョラムは地縛囚人の方で出す事が多いためいつものようにアロマを使ってのシンクロはそこまでありません。
また地縛囚人や異界共鳴のデメリットによりシンクロと融合以外のエクストラ(エクシーズ、ペンデュラム、リンク)に制限がつくので地味にリンクジャスミンとの相性が悪かったりします。
しかしジオグレムリンの恩恵は当然シンクロマジョラム以外のアロマも受けられる上に場にアロマモンスターがいればいる程、相手はジオグレムリンの回復効果を選択しにくくなるので相手に更なる苦悩を与える事が出来ます。
地味に下記の「憑依覚醒」の打点上昇にも貢献できるのもポイントです。
『その他のシンクロモンスター』
このデッキの縁の下の力持ち達
ドリル・ウォリアー(ドライバーコンビ→アニマ→デーモンリーパー経由で出す)は回収効果でストーンスイーパーやグランドキーパーを回収する事で毎ターンレベル6シンクロが出せるようになり、なおかつガーデンや覚醒で強化された直接攻撃効果は中々に強い
レッドデーモンアビスは相手の妨害をしつつ蘇生効果でレッドリゾネーターによる回復やグランドキーパーで更なるシンクロを狙え
Ωはジオグレムリンの融合効果やドライバー、アンゼリカの効果により除外されたカードを墓地に戻しつつ自身の除外効果で下記の「魂吸収」のフリチェ起動要因になる
などなどメイン級のパワーと活躍は出来ないかもしれないですが、何れもいれば心強いモンスターばかりです。
『その他』
上記のテーマに属さないカード達
上記のコンボの過程で沢山のライフ回復をしてくれる「魂吸収」や、相手ターンにグランドキーパーを蘇生させて自分のターン内のデメリットを帳消しに出来る「戦線復帰」も大事だが、何より除外カードを戻しつつ1体を帰還させる事が出来る「混沌の創世神」は非常に頼りになる。
特に異界共鳴でSSしジオグレムリンの融合効果で除外したジオクラーケン等は正規召喚扱いではないため帰還が不可能なためいっその事エクストラデッキに直接戻して再度異界共鳴で出した方が効率が良いためこのデッキ戻しは非常に助かる効果と言える。
(融合召喚でしか出せないラボラスも同じく)
4:主なデッキの動き方
と色々と書いていきましたが実際にどう動かすのか一部図を含めて解説していきます。
(大雑把ですがご了承ください。)
【初盤】
最初はストーンスイーパー&グランドキーパーによるレベル6シンクロでシンクロマジョラム(この時のサーチ効果はマジョラムを維持しやすい「恵みの風」がおススメ)とジオグレムリンを場に揃えつつ相手に苦悩を与え続けます。
盤面に余裕があるならドライバーコンビ→アニマ→デーモンリーパー経由でドリルウォリアーを出して効果によりグランドキーパーを回収し安定したシンクロ召喚が出来るようにするのも手です。
(+デーモンリーパーで「憑依覚醒」もサーチ出来るので打点の低いジオグレムリンのカバーも出来ます)
【中盤】
ここからはラインウォーカーでサーチした異界共鳴-シンクロフュージョンでジオクラーケン(もしくはジオグレムリーナ)、ジオグリフォン(もしくはジオグレムリン)を出し更に盤面の強化に努めます
ジオクラーケンの大量展開抑制効果も強いですが、ジオグリフォンのフリチェ蘇生でグランドキーパーを出せばフィールド魔法により全体耐性も得られるので多少の返しには耐えられるようになります。
そこから他のアロマモンスターの展開や、可能ならシンクロローズマリーやレッドリゾネーター経由でレッドデーモンアビスに繋げていけば更なる抑止力に繋がります。
【終盤】
それでも厳しい場合はジオグレムリンでジオグラシャ=ラボラスを出していきましょう
完全耐性持ち以外のモンスター相手ならほぼ殴り勝つことが出来相手の盤面を更地にすることで相手の返しの手段をほぼ0にする事が出来ますし、次のターン以降もシンクロマジョラムと回復手段があれば好きなタイミングで相手の盤面を更地に出来ます。
万が一ラボラスがやられてもダメ押しでChacu Challhuaを出せばバトルフェイズを凌ぎつつバーン効果でフィニッシャーになれます。
5:最後に
いかがでしたでしょうか?
地縛囚人(戒隷)シリーズはArc‐Vのオリジナルテーマの中では異界共鳴-シンクロフュージョンも含めて好きなテーマだったのでカード化した事はもちろんですが、ここまでアロマと好相性なテーマとして出て来た事は本当に嬉しかったです。
とはいえ、まだまだ改良の余地の残るデッキなので今後の新規や自分の思いつき次第ではリメイク版のデッキ記事を投稿するかもしれませんのでその時はよろしくお願いします。
それでは次回また数か月後の記事でお会いしましょう!(だから遅い