本物にも負けない偽りの力を解放せよ!『Fake Garden』
こんにちは!半年ぶりの記事投稿をするカイマンです!(だから遅い
デッキ自体はちょくちょく出来てはいるけど記事を書かな過ぎて書いても手が止まる・・・書いても手が止まる・・・そして・・・が続きつつあるので今回の記事である程度調子を戻しておきたいですね!(願望
目次
1:今回のメインカード
今回のメインカードはこちらになります。
いいえ、今回の主役はアロマではなく彼ら『偽りのナンバーズ』です!
・『偽りのナンバーズ』とは?
元ネタがもう10年以上も前の話なので一応補足すると、『偽りのナンバーズ』とは元々はアニメ『遊戯王ZEXAL』(2011年~2014年)に登場した同シリーズのキーとなる『No.』の模造品である。
模造品とはいえ現実世界でも最近話題になっている紙で作られたカラーコピー品とは違い特殊な力を持つラスボスの力で作り上げたカードなので本物に勝るとも劣らない力を持ち、そのカードを何百万枚も世界にばら撒く事で世界を大混乱に陥れた。
上記の4枚のカードはそんな中の四枚で放送当初は偽物という情報もなく、なおかつ100枚ある『No.』の中でも「1」から「4」という上位の数字だったこともあり注目を集めたものの最後の最後で偽物だったと判明し視聴者の度肝を抜いた
(と同時にまだ100枚中、半分も判明してないカテゴリーの中でわざわざ偽物なんか出すんじゃないと怒りを覚えた視聴者もいるとかなんとか・・・)
そしてラスボスであるドン・サウザンド戦で偽物ではない真のナンバーズであるゲート・オブ・ヌメロンシリーズを使用したことでアニメファンの間では長らく「真と偽、どちらがカード化するのか?」と長らく議論されていました。(もしくはどちらもカード化しないのでは?という意見もあった)
しかし2020年に発売された『ANIMATION CHRONICLE (アニメーション クロニクル)2020』に登場した本物であるゲート・オブ・ヌメロンシリーズに紛れてまさかの偽物の一つであるローカストキングが収録され多くのデュエリストが熱狂の渦に巻き込まれました!(私もその一人です)
それ以降は毎年アニメに登場した順に(3→4→2→1)カード化され今年2023に登場したアニメーションクロニクルで最後の『偽りのナンバーズ』であるインフェクションバアルゼブルが出た事でアニメに登場した『No.』は全てカード化されました。
(あれ?俺は???)
多分・・・というか絶対に出ないよお前は・・・
カード本体の力やアニメ登場時のインパクトでは本物にはやや及ばないイメージのある『偽りのナンバーズ』ですが、爆発力のある本物とは違い(元ネタの害虫らしく)場にいればいる程相手に不利な状況を作れる嫌らしさ、個性あふれる使い手たちの存在(特にクラゲ先輩)も相まって私自身は本物より偽物の方が好きだったので全てのカードがОCG化してくれたのは本当に嬉しかったです。
折角全てОCG化したのだからこのカードを使用したデッキを作ろうと思ったのはインフェクションバアルゼブルを手に入れた時から決めていましたが、同時に「デッキを作る際にどのカード採用しようか?」という課題には悪戦苦闘しました。
上の画像を見れば解りますが、全員ランクはバラバラですし何より水属性縛りのステルスクラーゲンの存在を考えると考えなしに組んでも絶対に回らないだろうと思い
やはりナンバー1の1番?
やや影が薄いからこそ目立たせがいのある2番?
妨害と展開力二つの力を持つミンミンな3番?
クラゲシャークで大活躍中の偉大なる4番?
どうしようかと悩みぬいた末・・・
『その時、カイマンに電流走る!!』
だったら全部使える構築に頑張ってすればいいのだと!?
という訳でここからはデッキレシピ紹介と動かし方について書いていきたいと思います。
2:デッキレシピ
今回のデッキレシピです
一部を除けばただの「六花アロマ」じゃねーか!!
というツッコミが湧いてきそうなデッキレシピですがこれには理由があるので説明していきたいと思います。
3:各テーマ(カード)の役割・動かし方紹介
このデッキにおける各テーマ(カード)の役割と動かし方を紹介していきたいと思います。
(一部の汎用カード等は除く)
「六花」
このデッキにおけるメインエンジン
今回はアロマではなくこちらがメインの構築となっております。
理由としては「展開力が高く」「スノードロップによるレベル操作効果」「全てが水属性」というのがあります。
特に後者2つは重要で上記のランク(レベル)がバラバラ(8、2、3、4)の偽りのナンバーズを複数出そうとするとどうしても手間暇がかかり特にランクが8のインフェクションバアルゼブルや素材があればあるほど強くなるシャドーモスキート等を苦も無く出せるように、レベルがバラバラなモンスターを全て同じレベルに出来るスノードロップはこのデッキにおいてはキーカードとなります。
また六花は全てが水属性モンスターなので水属性モンスターが2体必要なステルスクラーゲンとの相性も良いのもこのテーマを採用した理由です。
何より環境テーマ程ではないとはいえそれなりのパワーを持つテーマでもあるので各種ナンバーズを出すまでの下準備と、ヘイトを向けさせる事でその後の展開を止められにくくするという役割もあります。
「アロマ」
我が魂のテーマことアロマ(おい
今回のこのデッキにおいてのアロマは基本的にはサポートに回る事が多いです。
私が好きなテーマだから何となくで採用したんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、六花と同じく植物族なためスノードロップを始めとしたお互いのサポートカードが共有出来、六花には対応していないレベル2(ジャスミン)と3(カナンガ)が存在しており「潤いの風」「恵みの風」のお蔭で永続的な展開が可能なのは六花にはない利点です
地味に我が嫁ことアロマージ-ローズマリーがステルスクラーゲンに対応する水属性のレベル4なのもポイントです。
『偽りのナンバーズ』
このデッキの主役達
今回はこの4体を出すのが目的なため出した後にどーこー動いたりすることはないです。
とはいえこの4体は4体とも強い効果を持っているので下記のアストラルクリボーを併用しつつ複数体出せば相手にとっては辛い盤面になるでしょう
ただ一つ難点(というよりこのデッキの)あげるとするなら六花のデメリットによりほぼ高確率でこれらのナンバーズを1ターン目に出す事が無理なので出るとしても2ターン目以降からになってしまう事でしょうか
(特にインフェクションバアルゼブルの①の効果が1ターン目に使えないのは大きい)
『その他』
上記のテーマに属さないカード達
メインでは属性縛りの関係上無理なステルスクラーゲン以外の3体に耐性を付与して場持ちをよくできる「アストラル・クリボー」や植物族の展開補助とローカストキングの素材にもなる「ローンファイア・ブロッサム」、エクストラではボタンやスイートマジョラム+アンゼリカで出せてスノードロップを繰り返し使用出来るようになる「瓔珞帝華-ペリアリス」、ナンバーズは勿論、六花エクシーズの強力なサポートカードともいえる「無限起動要塞メガトンゲイル」「武神姫-アハシマ」などを採用しました。
4:主なデッキの動き方
と色々と書いていきましたが実際にどう動かすのか一部図を含めて解説していきます。
(大雑把ですがご了承ください。)
【初盤】
最初は六花軸の動きをメインにして動いていきます。
(六花のデメリットによりエクストラに制限がつくため)
「六花のひとひら」を軸にしてスノードロップやボタンをSSし「六花来々」をサーチしてからの絢爛や深々の展開補助や「六花聖ティアドロップ」を置いての相手の展開を防ぐ等を行っていくのが初盤の主な動きとなります。
ひとひらによる展開が出来なさそうな場合は一時手を止めてアロマの動きをしてシンクロマジョラムからの恵みの風を発動させて六花のためのリリース盤面を維持したり、リンクジャスミンから直接スノードロップをリクルートして制限を無視していきなりナンバーズを出すというのもありです。
【中盤以降】
「六花深々」や「恵みの風」等で植物族が盤面に豊富に揃うようになったらいよいよ偽りのナンバーズの出番です!
基本的にはスノードロップを軸に植物族のレベルを統一してナンバーズを出したり、ローンファイアブロッサムで盤面の植物族のレベルを調整して2体目以降のナンバーズを出したり等と兎に角ナンバーズを出す事に全力を尽くします。
アストラルクリボーが手札にあるならそれを使用して強固な耐性を与えれば更に相手の盤面を弄る事も可能です。(特に毎ターン相手の墓地操作やバーン破壊が出来るインフェクションバアルゼブルや幻覚カウンターを乗せるタイミングが選びやすくなるシャドーモスキートがおススメ)
手札と場の流れ次第ですが上手くいけば数ターンで全ての偽りのナンバーズを揃える事が出来ます!
(本物に出来て偽物に出来ないことはない!!)
そこにアロマガーデンの補助もあれば戦闘で負けるリスクも減らす事も可能です。
特にステータスの低いステルスクラーゲンを下級モンスターで突破する事はほぼ不可能になりそのために大型モンスターを用意したら・・・。
5:最後に
いかがでしたでしょうか?
個人的に今回の偽りのナンバーズを勢ぞろいさせてデュエルに使用したいという思いはゼアル放送時からの夢だったので形に出来て大満足です。
勿論、ドン・サウザンドが使用する本物であるゲートオブヌメロンシリーズも好きなのですが偽物とその使用者であるデュエル界の四悪人も個性あふれるメンツでしたのでこれを機会にアニメの方をもう一度見直してみようかなぁ・・・。
『デュエル界の四悪人の皆さん』
次回はもう一つ思いついたアロマデッキを紹介していきたいと思っています
それでは次回また数か月後の記事でお会いしましょう!(だから遅い