デッキ紹介「アロマ神の恵み」

こんにちはカイマンです。

 

 

相も変わらずアロマ一筋の人生を送っています

今回もアロマのデッキを思いついたので記事としてつらつらと書きあげていきたいと思います。

 

 

 ちなみに前記事はこちらです。

tokorotenkaiman.hatenadiary.jp

 

 

 

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1:今回のメインカード

 

さっそく今回のメインカードを紹介したいと思います。

今回のアロマの回復カードはこれです

 

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ドローを行うたびに自分のライフを回復する永続罠「神の恵み」です。

 

このカードは私にとっては思い出深いカードで私が遊戯王を始めた当初は必ず1枚入れていたカードです。

当時の私は「ライフを増やす」という行為が強いと思っていたのでゴブリンの秘薬や治療の神ディアン・ケトのような使い切りではなく何度も使えて回復出来るこのカードは一目見て気に入り長い間使用していました。

 

流石に時が過ぎ遊戯王の知識が増えカードパワーが高くなった今の環境ではこのカードを考えなしに使い続けるのは限界を感じてこのカードを抜き、その後回復を主体とするアロマを使用するようになっても中々有効活用する動きが見つけられずやきもきしていました。

 

しかしこのカードを有効活用するモンスターが最近になり登場しました

 

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素材の数だけ攻守がアップし、お互いのターンにフリチェでドローを行い自身の素材に変える事が出来る効果を持つランク9のエクシーズモンスター「永の王オルムンガンド」です。

 

主にこのカードのテーマ元である「王(ジェネレイド)」の効果を生かす事に使われるカードであり相手にドローをさせる事で王の舞台等を発動する事がこのカードの仕事でしょう

逆にこのカードを単体で動かそうと思うと基本的に耐性がなくドロー効果はその後に素材にする事を考えると手札が増えず手札0の時に使用したらいいカードを引いた時にフィールドのカードを犠牲にする場合も出てくるという今一パッとしないカードであり他のランク9である「真竜皇V.F.Ⅾ.」「幻子力空母エンタープラズニル」といった強力なライバル候補に取られがちになりがちです。

が私はこの『「フリチェ」で「ドロー」が出来「素材があれば毎ターン効果が使える」』効果が自分のターンはドローフェイズ時に必ず起動するので兎も角、相手ターンには好きなタイミングでドロー→神の恵み起動に繋げられるこのカードは魅力的なカードだったのでこのデッキに採用しました。

 

 

それでは上記のカードを含めたデッキ紹介をしていきたいと思います。 

 

 

 

2:デッキレシピ紹介

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基本的にはジャスミンや各種のドロー効果持ちのモンスターの効果を使い「神の恵み」を素引きしつつ六花のスノードロップからオルムンガンドを出し更に暴走召喚でジャスミンを出しオルムンの効果でドロー→神の恵みで回復→回復によりジャスミンで更にドロー→回復を行い手札を増やしつつ最後は手札が増える事で打点が上がるオシリスやアーケティスで仕留める内容です。

 

 

 

:各テーマ(カード)の役割・動かし方紹介

 

ではこのデッキにおけるアロマを始めとした各テーマ(カード)の役割と動かし方を紹介していきたいと思います。

 (一部の凡庸カード等は除く)

 

「アロマ」

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我が魂のテーマことアロマ(おい

 

今回のこのデッキにおいてのアロマは基本的にはサポートに回る事が多いです。

特に「神の恵み」の効果の関係上、ドロー効果に繋げられる「アロマージ-ジャスミンはセラフィ-ジャスミン、恵みの風、地獄の暴走召喚等で複数展開後、神の恵みで回復→回復効果でドロー→神の恵みで回復というコンボを毎ターン繰り返し手札、ライフアドを得ていく事が今回のデッキのメインとなっています。

 

またメインデッキのアロマージは1から6までのレベルのモンスターがいるため下記のスノードロップを使えば様々なランクのエクシーズモンスターを手軽に呼び出す事が可能です。

 そして当たり前ですが六花にはできないシンクロ召喚は勿論、高レベルの六花モンスターを使用して高レベルシンクロ(今回はアーケィテスのみ)を召喚していきます。

 

 

「六花」

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今年の3月に登場した新しい植物族のテーマである六花

 

基本的には複数展開をした六花を上記のキーカードであるスノードロップを使いレベルを揃えエクシーズ召喚を行いティアドロップの強制リリース効果等で攻めていく植物族らしいトリッキーな動きを行うテーマですが、今回のデッキでは主にスノードロップを使用して六花以外のエクシーズモンスターを召喚していきます。

(このデッキにもティアドロップは採用していますが、基本的には準備に時間がかかりやすいこのデッキを補助するために初盤で相手の場を荒らしつつ自分の場を守るために使用するので中盤以降はストレナエの効果で再度出す以外の出番はなくなります。)

 

ですがこのカードのデメリットして①の効果を使用して手札からSSすると植物族しか出せない縛りが発生するので基本的には手札に来た時には六花エクシーズかセラフィ-ジャスミンのSSのために使用し、他のエクシーズに使用する時にはセラフィ-ジャスミンのデッキからのSS効果か六花を蘇生する罠カードの六花深々を使用して出していきます。

 

それ以外には六花カードをサーチするひとひらやボタンや他の六花や植物族をサポートするヘレボラスやエリカ、SS機能を持つシクランやプリム等の六花も六花自身やアロマのサポートとして活用していきます。

特にリリースで追加サーチが可能な六花絢爛は六花同士は勿論、レベル8のスノードロップやヘレボラス以外の六花ならそのレベルに合ったアロマをサーチする事が可能です。

 

(例)

レベル6:六花精エリカボタンアロマージ-ベルガモット

レベル4:六花精プリムシクランアロマージ-ローズマリー

レベル1:六花のひとひらアロマージ-ローリエアロマセラフィ-アンゼリカ

 

 

 

「王(ジェネレイド)」

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以前紹介した「ドラゴンメイド」と共に登場したテーマである「王(ジェネレイド)」

 

このデッキのキーパーツであるオルムンガンドは「王(ジェネレイド)」のテーマであるためこのテーマもこのデッキに組み込むか考えました。

 

結果オルムンガンドのランク9に必要で唯一スノードロップで変更出来るレベル9の植物族でありサポート効果を持つマルデルのみを採用しました。

(あまり王関係のカードを入れすぎると王の力に他のテーマが引っ張られ過ぎてアロマと六花の要素が薄くなるのを防ぐためというのもありますが・・・また唯一といいましたがあくまでメインデッキでの植物族レベル9でもう1体融合モンスターも存在しますがかみ合わないので不採用にしています)

 

マルデル自体は王のサポートで出す事が前提のためか自身にSS効果は持ち合わせていません。そのためこのデッキでは上記同様、セラフィ-ジャスミンによるデッキSSか六花深々の追加効果による蘇生効果を使いだします。

特に後者は追加効果があればレベル変更効果を持つスノードロップと同時に蘇生出来るのでそのまま効果を使いレベルを9に変更すればそのままオルムンガンドを出す事が可能です。

 

オルムンガンドは基本的に神の恵みを起動させるドロー要因兼戦闘要員ですがフリーチェーンで素材を捨てて補充出来る効果を利用してこのカードにローリエを素材として補充させ相手ターンに捨てれば神の恵みがない時でも疑似的なフリチェの回復要因にする事が可能です。

 

 

 

オシリスの天空竜、飢鰐竜アーケティス

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 このデッキにおける詰め要因

 

基本的のこのデッキは場にモンスターがたまりやすくスノードロップの制限もあくまでSSのみなので前者は割と簡単にNSが可能で(ただしオシリス自身の効果で六花やローリエ等のリリース時に発動する効果は使えないので注意)後者もスノードロップにアンゼリカの組み合わせで出せるのである程度の盤面が整えられれば直ぐにどちらとも出す事が出来る。

 

どちらも手札を貯めやすいこのデッキには最適なカードで殆どの場合出てきた時にはどちらとも4000(ガーデンにより+500)以上の攻撃力を持っている場合が多く、なおかつその後にジャスミン等でドローが出来れば1万台の攻撃力も夢ではない

 

仮に攻めきれずに相手ターンに回ったとしてもどちらも強力な除去効果持ちなので比較的場持ちも悪くない

ただしどちらとも耐性がなくこのデッキに防御するカードもないので出来れば相手にターンを回さず仕留めたい

 

また今回のレシピには載っていないがドラゴアセンションも上記に比べると制圧力こそ劣るが安定性は上なのでサイド候補としておすすめです。

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その他にもランク4を直ぐに出せるサモプリや植物族で自身を2体デッキからリクルートしつつ手札入れ替えとドロー効果を持つバオバブーン等、ドロー効果に繋げられるカードを採用しています。

 

 

 

「エクストラ」

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エクストラデッキの紹介ですがデッキの構築上基本的にはスノードロップのレベル変更効果を利用して出すドロー効果持ちのエクシーズモンスターがメインです。

 

上のドロー&バーン効果を持つジャイアント&アルティメットトレーナー

お互いの手札をシャッフルしつつドローするデュランダル

安定したドローは難しい分、場持ちの良いリダン

相手の要害とドローが同時に可能なラグナ・ゼロ

 

ジャイアントトレーナーを除けば条件を満たせば相手ターンに相手の要害をしつつドローがフリチェで可能なのが魅力とも言えます。

 

また余裕があればメガトンゲイルに繋げれば更なる制圧と安定を得る事が可能です。

 

 

 

「魔法・罠」

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上記のテーマサポート、汎用性の高い制限カードの魔法・罠、そしてキーカードである「神の恵み」を除けば4種類しかありません。

 

ドローと回収を兼ねた壺と瓶の貪欲コンビ

アルティメットトレーナー用のアージェント

ジャスミンを複数展開する地獄の暴走召喚

 

特に地獄の暴走召喚は相手の展開を許してしまうとはいえジャスミンによる大量ドローを可能にするためには必須なので複数採用をしています。

(特に永続罠である神の恵みをお手軽サーチ出来るカードがないので素引きで引くためには大量ドローは欲しいので・・・)

 

 

 

4:主なデッキの動き方

と色々と書いていきましたが実際にどう動かすのか一部図を含めて解説していきます。

(大雑把ですがご了承ください。)

 

【初盤】

【六花】:絢爛などでひとひらをサーチし効果でスノードロップをサーチ(既にある場合は「ボタン」を優先的に他の六花を)し効果で別の植物族と共にSS後、効果でレベルを8にして「ティアドロップ」をエクシーズ、効果で相手の盤面を荒らしたら次の自分のターンに復活するひとひらと共に「セラフィ-ジャスミンに繋げ手札、フィールドのカードを増やしていく

 

【アロマ】:全ての植物族をサーチ出来る「セラフィ-ジャスミンをメインに打点が低い六花を戦闘面で補助する。

隙あらばアンゼリカやローリエでシンクロ(特に「セラフィ-マジョラム」でサーチできる「恵みの風」は疑似的な墓地回収が可能なのでボタンやティアドロップを再度使いまわせる)、もしくはローズマリーで場持ちの良いリダンをエクシーズしつつ中盤の盤面を作りやすくする。

 

 

【中盤】

場に「セラフィ-ジャスミンがいて「ボタン」でサーチした「六花深々」があるなら深々でスノードロップを蘇生後、セラフィ-ジャスミンの効果で「光の王マルデル」をSS、レベルをマルデルと同じ9にした後、「永の王オルムンガンド」をエクシーズ召喚、ここに「神の恵み」ジャスミンが揃えば「相手ターンにフリーチェーンで回復出来、なおかつジャスミンの効果でドロー&更に回復」が可能になる。

 

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 上記のコンボに「地獄の暴走召喚」「恵みの風」等でジャスミンを増やせば自分のターンの通常ドローを除いても往復で最大6枚(ドロー自体はオルムンガンドで2、ジャスミン×3の3×2で8枚だがオルムンガンドの効果で-2になるため)、ライフも500×8で4000も回復する事が可能

 

仮に相手ターンに除去されてもオルムンガンドの効果はフリーチェーンなので最悪相手ターンのスタンバイフェイズ時に使えば最低でも3枚の手札と2000のライフを確保できる。

 

 

【終盤】

 手札が増えたら後は詰めに移るだけ

初盤~中盤までの動きで上記のコンボによるドローと六花やアロマによるサーチを使っていけば必然的にデッキ枚数が減りオシリスの天空竜を引きやすくなっているのでこの段階で引いている場合が多い

 

上でも書いているが六花のテーマはコンセプト上展開と墓地蘇生がある程度揃っていて更に効果で制約されるのはSSのみなので無駄に手札を消費せずに正規の通常召喚を行える。

 

仮にオシリスを引けなかった場合、出していても攻め手が不十分ならシンクロ縛りがないので割と出しやすくドロー効果と除去効果持ちの「アーケティス」があるのでこの二体を出せばほぼ制圧が可能

今の環境なら一部のテーマを除けば守備表示オンリーな盤面を作られる事はほぼないので安定して大量の戦闘ダメージを与える事が出来る。

(仮に守備で逃げられそうになってもローズマリーの表示形式変更効果を使えば・・・)

 

 

 

5:このデッキの難点

 と、色々と強い要素ばかり書いていますがこのデッキには難点があります。

 

一つは単純に中盤以降の流れにもっていくための準備に時間がかかるためティアドロップで止められない大量展開を得意とするPデッキとの相性は最悪ということ

 

そして二つ目ですが・・・

 

そう、ないのである

 

 このデッキの要であるオシリスの天空竜「地獄の暴走召喚」そして「神の恵み」それらをサーチするカードがないのである。

 

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オシリスに関しては単純にサーチカードを入れる余裕がなかったのでアレだが、後者2枚に関しては「番猫-ウォッチキャット」ような1枚でお手軽サーチが出来るカードがないため基本的に素引きで引くしかないというのがこのデッキの最大の難点である。

 

そういう意味ではまだこのデッキは未完成でありまだ進化の余地を残しているといえる・・・・・・多分。

 

 

 

:最後に

いかがでしたでしょうか?

 

「六花」というテーマが登場した時、真っ先に「アロマ」と一緒に組むことを考えましたが純構築よりだとどうしても六花側の除去能力を含めたカードパワーが高くアロマ側があまり活躍出来ない構築になってしまいどうしたものかと悩んで色々と変更していくうちにこのようなデッキになりました。

 

ただこのデッキの完成?により私が長年使いたかった「神の恵み」がアロマデッキに組み込めるようになったのは今年最大の喜びといっても過言ではありません。(ん?

 

 

次回はもう一つ思いついたアロマデッキを紹介していきたいと思っています

 

 

それでは次回また数か月後の記事でお会いしましょう!(遅い