アロマ(アロマージ)に必要なシナジーとは?
相乗効果(そうじょうこうか、シナジー、英: synergy)とは、ある要素が他の要素と合わさる事によって単体で得られる以上の結果を上げること。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
こんにちはカイマンです。
今回はいつものデッキ記事ではなくアロマ(アロマージ)のシナジーについて私の考えを述べていきたいと思います
※上記の通りあくまでも私個人の視点で見たアロマについての考察?であり正解ではなく回答の一つかもしれないといった記事なのでそれを承知の上で以下の内容を読んでいただけると幸いです。
1:この記事のキッカケ
そもそもこの記事を書こうと思った切っ掛けは私がアロマデッキで知り合いとデュエルをしていた際に私がアロマ以外のカードを使用してプレイしていた際に「そのカードはアロマとシナジーがあるの?」と疑問を抱かれたためです。
確かにそのカードは植物族でも植物族を補助するカードでも・・・ましてやライフを回復する効果を持つカードでもありませんでした。
普通に見ればアロマを使ったことがない人はおろかアロマを使ったことがある人でも同じ疑問を抱いても仕方がないと思いますし私が逆の立場でも同じ疑問は抱いたでしょう
(細かく言えませんので極端な例えになりますが「青眼」デッキにエクゾディアパーツが入っていたようなものです)
今回は上記の話を元にしてアロマのシナジーについて私が思うことを記事にしてみようと思います。
2:アロマのシナジーって?
ああ!それってアロマセラフィ-ジャスミンからのクラスター・アマリリス?
と、冗談は置いておいて・・・。(おい
シナジーというテーマの記事を書いておいていきなり話が脱線しますが・・・(え?
皆さんはアロマのシナジーもといアロマデッキと聞いて思い浮かべるものはなんでしょう?
大抵の場合はかつてアロマセラフィ-ジャスミンの登場と同時に一時期環境に出てきた【植物リンク】のように先にアロマを含めた植物族を複数展開後、強力なリンクやシンクロモンスター等を展開後セラフィ-マジョラムをシンクロ、永続罠の潤いや恵みをセットしつつ攻めたり、相手ターンに備えるといった展開を想像するのではないでしょうか?
そうなると必然的に植物族との相性の良いテーマである「捕食植物」や「六花」「ローズドラゴン(メイデン)」等、単体カードなら少し前に規制緩和したローンファイア・ブロッサム等を優先的に採用すると思います。
勿論、上記の展開や構築は良いと思いますし私もデッキに必要だと思えば普通にデッキに組み込みます。
ですが私は極端な話アロマに必ずしも植物族、植物族関係のサポートは必要ないと思っています。
というか何ならアロマ以外の植物族は入れなくても良いとも思っています。
何故かと言えば大きな理由としては既にアロマというテーマにおいてアロマ自身をサポート、展開をする手段が既に揃っているというのがあります。
大雑把ですいませんが現状のアロマができる事を纏めてみました
現状アロマの種類は16種類と1テーマとして見ると少なくも多くもなく、そして上記の効果を使うためにはライフを回復するという手段を用意しなくてはいけないという問題こそあれどほかのテーマにはない様々な効果が豊富に備わっています。
下記のような弱みを持っているとはいえアロマは基本的にデッキを回すために必要な物は(主に「蘇生」「サーチ」「デッキからのリクルート」)殆ど持っているので1テーマとして回すには十分すぎるほどのものを備えています
とはいえアロマ自身は今の環境に必要な高速展開が苦手であり効果を十全に生かすには回復という行為を挟まなくてはいけないので上記の植物族テーマやサポートは今の環境で戦い抜くには必須ともいえる。
ですが逆に言えばそれさえ補う事が出来れば無理に植物族に拘る必要性はなく
さらに安定してライフを回復する事の可能なカードをその補うカードとアロマの間に挟み込めば通常のアロマデッキとはまた違った動きとシナジー・・・ひいてはアロマの新たな可能性をデッキに組み込むことが出来ると私は考えています。
3:シナジーの例
言いたい事は何となくわかったけど、じゃあ何を入れてどうすればいいの?という声もあると思うので私が記事で幾度か紹介している「ソウルアロマ」と最近記事にあげた「ドラゴンメイド」軸のアロマで説明していきたいと思います。
(少し古い記事ですがご勘弁を・・・)
tokorotenkaiman.hatenadiary.jp
このデッキの中にアロマと同じく主力として採用しているテーマが「ジャックナイツ」で上の紫宵の機界騎士は「ジャックナイツ」ではほぼ必須ともいえるカードです
紫宵の機界騎士の効果を大雑把に紹介すれば
・光属性のサイキック族効果モンスター
・楯列に2枚カードがあれば手札からSS出来る
・お互いのターンにフリチェでジャックナイツを除外してデッキからジャックナイツをサーチ
と見れば解りますが植物族でも植物族サポート効果もなく、かといってライフを回復する効果もこのカードはおろか「ジャックナイツ」全般を見ても一切ないという一見すれば何一つアロマとはかみ合わないテーマともいえます
ですがこのジャックナイツとアロマの間にカードが除外されるたびにライフが回復する永続魔法「魂吸収」を挟むと・・・。
通常はこのように終わるのが・・・。
このようなシナジーを生み出す事が可能になります。
そして「ジャックナイツ」と「魂吸収」の採用により前者では通常のアロマでは採用しないサイキック族や光属性のカードやサポートの採用(アロマ側も光属性が多いのでお互いにメリットがある)や後者は効果の使用で除外効果を持つマジョラムやアンゼリカの複数採用が検討出来る等、植物族メインのアロマとは違った動きや選択肢を増やす事が出来る。
次の例は「ドラゴンメイド」軸のアロマです
tokorotenkaiman.hatenadiary.jp
上のカードは「ドラゴンメイド」の1体であるドラゴンメイド・ナサリーです
ドラゴンメイドは一部の固有効果を除けばお互いのバトルフェイズ開始・終了時に人間形態、ドラゴン形態を手札に戻す事で特殊召喚出来る効果を持っています。
アロマと同じく神属性を除けばすべての属性をコンプリートしているという共通点はありますがそれ以外は上記のジャックナイツと同じく植物族、植物族サポートもなく回復効果も持ち合わせていません。
ですがここにもドラゴンメイドとアロマの間にモンスターが手札にバウンスされるたびにライフが回復する「エレメントの泉」を使えば・・・。
と、こうなるのが・・・。
と、こちらでも似たようなシナジーを生み出す事が可能になります。
勿論こちらでも「ソウルアロマ」と同じく普通のアロマでは採用しないドラゴン族のサポートやエレメントの泉用のモンスターバウンスカードを採用することでまた変わったアロマの動きをすることが可能です。
(変わったカード的な意味ではモンスターカードは勿論、ドラゴンメイドやアロマでサーチや墓地回収がしやすい魔法・罠を生かして相手に三択クイズを強制できる「旅人の試練」等もおすすめです)
4:まとめ
と色々と説明しましたが結局の所を言ってしまえば
アロマとアロマに必要な回復カードに合えば例え植物族、回復に関係ないテーマでもアロマデッキは作れます。
それが私が考えるアロマの魅力の一つだと思っています。
勿論植物族のアロマも十分魅力的なデッキですので是非アロマを組む、組んでみたいと思った時は色々なテーマやカードを見て色々なデッキを組んで遊んでみてください。
今回はこれで終了です
次回は未定ですがまた新しいアロマデッキをあげていきたいと思います
ここまで見てくださりありがとうございました。