「アロマージ(セラフィ)」というテーマについて(改)

お久しぶりです、カイマンと申します。

 

 

 

 

今回はいよいよ全アロマファン待望の新規カードが封入された新パック「CHAOS IMPACT(カオス・インパクト)」2019年7月13日に発売されることを記念して新規のアロマカードを含めて改めてアロマカードの紹介をしていきたいと思います。

すでにアロマを組んでいる方は勿論、これからアロマを組んでみようかな?というかたに少しでもこの記事がお役に立てば幸いです。

 

※相変わらずの拙い文章と一向に進歩しない記事作成能力ですがどうか宜しくお願いします。

また、この記事はあくまでも私個人の視点から見たアロマというテーマの紹介文なので致命的な文章ミスや表示ミス以外の修正は致しません。

 

 

 

 

 

 1:初めに


今回私が改めてこの記事を書き直そうと思ったのは新規のアロマカードを紹介したいのもありますが、今回の記事を見てくださった方に「アロマージ(セラフィ)」というテーマの良さを知って貰いたいというのもあるからです。

 

 

さて、皆様は「アロマージ(セラフィ)」と聞くと何を思い浮かべますか?
恐らくは詳しい人も詳しくない人もこのカードを思い浮かべると思います。

 

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一昨年の「LINK VRAINS PACK」で発売され【植物リンク】でのキーカードの一つとして大暴れし、綿毛ライオンとバルブさんの禁止化の一つとして挙げられている

「アロマセラフィ-ジャスミンです。

植物族を少なからず採用していればほぼ無理なく採用出来、植物族であれば何でもサーチ、リクルート可能とまさに植物族使いにとっては夢のようなカードです。

実際このカードを使用した殆どのデュエル動画でも(今では不可能ですが)マスマティシャンから綿毛ライオンを落としそこから綿毛を使ってこのカードを出しそこから展開を広げていく動きが支流の動きとして採用されて使う側も使われた側も印象に残っているのではないでしょうか?(私自身も前制限ではこの動きを愛用していました。)

ですが、それは逆に言えば「植物族」としての強さを持つこのカードが注目されただけであり「アロマージ(セラフィ)」としては注目されたかといえばかなり微妙な所です。


極端な話このカードの名前が「アロマ」という名前ではなくても問題なく採用されたでしょうし、厳しく言ってしまえば「召喚条件」「サーチ先」「リクルート先」のどこかに「アロマ」という縛りがついたらここまでの注目を浴びることはなかったかもしれません。

実際に他のアロマージカードに目を通すと植物族共通効果を持つものが多いですが、ほとんどがライフ回復カードを必要とするものであり、決してお世辞にも環境をとれるほどの力もありませんし、出張要因になれるほどの凡庸性があるものではありません。


起動条件ともなるライフ回復カードもテーマ内で見ると「アロマガーデン」を除くと癖のあるカードばかりで肝心のガーデン自身も今のフィールド魔法の重要性を考えるとフル投入されるかと言われたら難しいと言わざるをえません。
(他のライフ回復カードも公式側がデュエル長期化を懸念していることもあるためか安定してサーチが出来て何回でも使えるカードはほぼ無いです。)

 

事実、ユーチューブ等の動画でアロマデッキと名の付くものを見ても殆どがリンクジャスミンと数枚のアロマモンスターを入れて後は汎用性の高い植物族やその他のカードを入れているのみの場合がほとんどです。

 

ですが、私はそういうのを見るたびに思うのです。


「勿体ないな」と


確かに「アロマージ(セラフィ)」自体は環境や大会で上位に入るものではなく、出張要因もリンクジャスミン以外はお世辞にも向いていない上にライフをただ単に増やせば良いわけでもなく、かといって少なくてもダメという癖のあるテーマであるので気軽に手を出しにくいのも事実です。


ですが、それ故にライフ調整、ライフを回復するタイミングを計る重要性、ライフというアドバンテージをどう展開に生かして戦うか?と使いこなせれば使っていてこれほど楽しいテーマはないと私は自信を持って言えます。

なのでこの記事をキッカケに「アロマージ(セラフィ)」のことを少しでも知っていただけたら私としてはこれほどうれしい事はありません。

 

 

2:「アロマージ(セラフィ)」とは?


さて、前置きが長くなってしまいましたが、「アロマージ(セラフィ)」の事を書いていきたいと思います。

 

アロマ/Aroma †
 クラッシュ・オブ・リベリオンでカテゴリ化した「アロマ」と名のついたモンスター群。
 属するモンスターは《アロマポット》を除いて植物族で統一されている。

《アロマセラフィ-アンゼリカ》《アロマポット》以外は、自分ライフが相手を上回っている場合に発動・適用される効果、ライフゲインをトリガーとする効果をそれぞれ共通して持つ。
ただし、《アロマセラフィ-アンゼリカ》は自分ライフが相手を上回っている場合の効果は持つ。
ライフゲインをトリガーとする効果は全て1ターンに1度の発動制限があり、一部は同名カードを含めた制限もされている。

アロマとは芳香を意味するギリシャ語である。
原作で孔雀舞の使用した「アロマ・タクティクス」や、《魔封じの芳香》を軸としたデッキの俗称【アロマ・コントロールなどで馴染み深い言葉だろう。
チューナー以外のメインデッキに入る植物族モンスターのカード名に用いられている「アロマージ」は、「アロマ」と魔法使いを意味する英単語"mage"(発音は「メイジ」)を掛け合わせた言葉だろう。
また、チューナーとエクストラデッキに入るモンスターのカード名に用いられている「アロマセラフィ」は「アロマセラピー」と「セラフィム」を掛け合わせた言葉だと思われる。
このカテゴリに属するモンスターのイラストにはキャンドルが描かれており、アロマキャンドルにも由来すると思われる。
-遊戯王カードWikiより

 

 




アロマ自体が初めて出たのは第9期(アニメ「ARC-V」放送期)の2015年4月25日に発売した「クラッシュ・オブ・リベリオン(パッケージイラストが《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン》)のパックです。

最初期ではベルガモット」「ローズマリー」「カナンガ」「ジャスミン「アロマポット」「アロマガーデン」「癒しの風」「潤いの風」と僅か8種類と効果の関係珍しさとイラストアドの関係上、当時はそこそこ話題になりましたがペンデュラムが当たり前の環境にエクストラモンスターがいない上にこのパックにはあの環境入りを果たした竜騎士Em等があったため、いわゆるマニアックなテーマとされ日の目を浴びることはありませんでした。

 

次に新規が来たのは翌年の2016年7月9日に発売した「インベイジョン・オブ・ヴェノム」(パッケージイラストが《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》)。

この時にはアロマ初のチューナーである「アンゼリカ」そして初のエクストラ兼シンクロモンスター《アロマセラフィ-ローズマリー/Aromaseraphy Rosemary》(かわいい!!)が出ましたがやはり元々の種類の少なさとそこそこのパワー故にやはりマイナー止まりに・・・。

 

しかし上記で紹介したリンクジャスミンの登場で「アロマ」というテーマが徐々に注目を浴びていき、今回の新規の投入により一つのテーマとして日の目を浴びるようになり元々純構築で戦うには力不足なテーマがようやく純構築でも戦えるようになりました。

 


現在では16種類(メインモンスターは8種類エクストラは3種類魔法は2種類罠は3種類と今回の5種類の新規投入によりかなりテーマとしての軸が安定してきました。

 

(少なくてもゼアル期に出た5種類未満なのにテーマ名乗ってる奴よりマ(r)

 

 

 

3:「アロマ」の特徴

 

次に「アロマ」の特徴をあげていきます。

アロマの特徴としてはしては(チューナーのアンゼリカとリバースのポットさんを除く)

 

  • ライフ回復を条件として起動する誘発効果
  • ライフが相手より多い時に使える永続効果
  • 《アロマポット》(岩石族)を除く全てのモンスターが植物族
  • 神属性を除く全ての属性が揃っている。
  • イラストが可愛い
 
こうして見ると解りますが
遊戯王の中でも唯一と言える「ライフ」を重視したテーマです。
(今までもお注射天使リリーや一部の代行者等のライフを多さが重視されるモンスター存在していましたがライフ回復が生かされるテーマは遊戯王としては初)
 
その性質上、モンスター単体では動かせずガーデンや潤いと言った魔法・罠の補助が必須なのである意味では原作の遊戯vs海馬(2戦目)で海馬が魔法カードでモンスターを強化して遊戯のモンスターを倒した時に遊戯が言った。
 

「このゲームは単に強いモンスターを入れておけば良いと言うものではない、モンスターと魔法カードの組み合わせが勝敗を決める」

というのを体現したテーマと言えます。

また、下記のカード一覧を見れば解りますが、基本的に「破壊」がメインなので見た目の可憐さに反してかなり脳筋なテーマです(ライフをあげて物理で殴る)

 
このテーマ内の長所としては
  • 遊戯王の重要要素の一つである「ライフ」を回復するテーマなので長期戦に持ち込みやすい
  • 一部を除きほぼ全員誘発効果持ちなのでかなりのチェーン数を稼げる+相手ターンでも要害+アド稼ぎをしやすい
  • 植物族なのでサポートカードが豊富
  • 一部の新規を除けば基本的にはSSメインのテーマではないので虚無空間等のSS封じのカードにはめっぽう強い
 
ですがそれは逆に言えば
 
  • 長期戦になる前に高速化しているテーマに殴り殺されやすい
  • 誘発効果=強制であり無計画にライフを回復すると思わぬ事故を起こす
  • SS機能がほぼないため基本的にテーマ内だけでは展開が遅いのでペンデュラム等の大量展開系の前では物量差で負けやすい
 
そしてなによりライフを回復しないと単体では効果が使う事が出来ないので魔法・罠カードのサポートが必須なため「サイクロン」等の魔法、罠破壊系は勿論、「ハーピィ」といったその戦術に特化したテーマは天敵ともいえるレベルで厳しい戦いを強いられます。
(ほぼ無いですが「シモッチバーン」に当たったら即サレンダー推奨です

 


上記の件も含めて決して初心者向きのテーマとは言いにくいですが、それ故に自分のターンは「いかに相手のライフを上回りアロマの永続効果を起動させアドを稼げるか?」、相手ターンでは「どのタイミングでライフを回復させアロマの効果を起動させるか」という駆け引きが重要になるテーマですので使いこなせればこれほど使っていて楽しいテーマはないと私個人は思っています。

 

4:「アロマージ」のカード紹介

 

次はいよいよテーマ内のカード紹介をしていきたいと思います。
(※ほぼ私個人の評価ですので公式を見てから見ることをお勧めします)

(新規カードのみテキストを載せます)

 


「アロマージ」編(レベル順に)

 

 

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効果モンスター
星1/風属性/植物族/攻 800/守 0
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のLPが相手より多い場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分のLPが回復した場合、フィールドの植物族モンスター1体を対象として発動する。
このターン、そのモンスターをチューナーとして扱う。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分は500LP回復する。

 

「アロマージ-ローリエ

新規のアロマカードのうちの1つである風属性担当のレベル1モンスター

ライフ回復時にフィールドの植物族をチューナーに変える誘発効果、自分のライフが上な時に自身を手札からSS出来る効果、自身が墓地に送られた時にライフを500回復する効果を持つ

 

アロマでは初のお手軽SSが可能なモンスター(同じくSS効果を持つアンゼリカ、マジョラムはどちらも条件付きで容易には出しにくい)であり、自身のライフが上ならどのタイミングでも出す事が出来るため墓地にアンゼリカがいれば召喚権を使わず2体、手札消費と召喚権も使うがジャスミンを絡めれば4体と大量展開が可能となる。

 

チューナー効果も便利で植物族なら自身を含めてどのモンスターもチューナーに出来るでアロマ内におけるシンクロローズマリー、マジョラムは勿論、非チューナー同士でのハリファイバー、あえて上級植物族をチューナーにしてツィオルキンやビシバールキンを展開するといった芸当も可能(地味に今までいなかった「自身をチューナー化出来るチューナー化効果を持ったモンスター」である)。

 

墓地からのライフ回復効果も優秀で墓地に送られるだけで場所を問わず効果が使えるので単純な手札コストにしても良く、またこのカードをリンクジャスミンの素材にすればそれだけで即座にジャスミンの効果が起動出来き相手ターン中ならライザー等のアクセルシンクロからシンクロアロマでの奇襲も可能である。

 

レベル1低ステータスなのも地味に優秀で、地獄の暴走召喚からの大量展開、召喚権を残したままワンチャン発動、相手ターンでの墓地リンクリ→ライフ回復から効果起動等、非チューナーであることも含めて同じレベル1のアンゼリカとは違ったレベル1の運用が可能なカードと言える。

 

 

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「アロマージ―ジャスミン」(かわいい)
アロマにおいては核の一つである光属性担当のレベル2モンスター

ライフ回復時にドローが出来る誘発効果、ライフが上回っている時に植物族モンスターの限定の二重召喚機能が付く永続効果の二つを持つ。

単純に回復すればするだけアドが稼げるモンスターであり往復で回復出来れば通常のドローと含めて3枚、複数並べば7枚と大量のアドバンテージが稼げる、元々の攻撃力が低いので地獄の暴走召喚に対応しており自身の永続効果も含めれば場に4体のモンスターが並ぶのも難しくはない、相手を要害する効果もないので、このモンスターのみの場合は相手ターンが始まったらすぐに回復して効果を使うのもありである。

弱点はやはり低ステータス、攻撃力が通常時で100、ガーデン効果時でも600ととても頼りないステータスであるため無計画に召喚すると自身に要害効果がない事も相まって相手ターンで恰好の的になる。幸いなことに守備力は1900、ガーデン時なら2400と並大抵のモンスターでは倒せない数値なのでリクルート以外の手段で召喚する際はジャスミン等の効果を使い表示形式を変更するのが吉である。

 

また、レベル2なのを利用して「マネキンキャット」を出すという手もある

幸いなことに今回の新規で神属性を除く全属性のアロマージが揃ったのでどのデッキを相手にしても選択に困ることはなくなった。


以上の点を含めても守れば守るだけ強力な効果を有しているのでアドを稼げデュエルを有利に進められるのでアロマデッキを組む際はほぼフル投入必須のカードです。

 

 

 

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「アロマージーカナンガ」
テクニカルな効果を持つ地属性担当のレベル3モンスター
自分のライフが相手を上回っている場合全体弱体化させる永続効果、1ターンに1度ライフが回復した場合、相手の魔法・罠カード1枚をバウンスする誘発効果を持つ。

ライフを上回った場合に発動する弱体化効果は500と少な目の数値だが通常時でもこのカードを倒そうと思ったら攻撃力がレベル4では最強の2000クラス、ガーデン発動後なら上級モンスターでは最高値の2500クラスを用意しなくてはならず、更にセラフィローズマリーが加わると最大で相手とのステータス差が1500もの差が出来、このカードも通常モンスターでは最強格の青眼クラスでなくては倒せなくなるという相手にとってはうっとうしい事この上ない盤面が出来上がる。
回復時の効果は相手の場の魔法・罠をバウンスする効果で基本的には自分ターンにやっかいな永続系やフィールド系のカードを戻すだけと一見すると地味だがこの効果は相手の場のカードを持ち主の手札に戻す効果なのでそこを上手く生かせばこのカードはかなり有用なカードになる。
単純な一例だが「盆回し」を発動し、自分の場にアロマガーデン、相手の場に手札に欲しいフィールド魔法を張りガーデンでカナンガの効果を起動すればデッキから一気にフィールド魔法を2枚サーチ可能となる。

 

レベル3の地属性なのでクレーンクレーンで蘇生して植物族のサポートエクシーズである「メアリスの木霊」(地属性のレベル3×2)を出すという事も出来る。

弱体化も含めかなりテクニカルな効果を持っているためなんの考えもなしにフル投入すると痛い目を見る反面使いこなせればかなり優秀な部類のカードであることは間違いないだろう

 

 

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「アロマージーローズマリー(かわいい)
アロマにおけるメインアタッカーである水属性担当のレベル4モンスター
ライフ回復時に場のモンスターの表示形式を変更出来る誘発効果、ライフが上回っている時にバトル時相手のモンスター効果発動を封じる永続効果を持つ

アロマの下級の中では打点が高く、ガーデンを使えば2300と自身の効果を含めてかなりの範囲の相手モンスターを倒せるため必然的にアロマ内におけるエース的存在になるだろう
誘発効果は表示形式の変更、これだけ聞くと微妙な効果に思えるが自分のターンに先出ししたジャスミンを守備表示にして守ったり、強力な効果を持つモンスターをステータスの低い方に表示形式を変更して倒したり、逆に弱いモンスターをサンドバックにしたり、相手の攻撃を相手のバトルフェイズ時に守備表示にして防ぐ事も出来る(元々表示形式がないリンクモンスター、対象をとれないモンスターを除く)ためかなり応用の効きやすい効果でもある。
(それだけに相手ターンではどこで効果を使うかという回復の見極めが必要になる)


永続効果は攻撃宣言からダメージステップ終了時まで相手のモンスター効果発動を封じる効果、この効果は自身は勿論アロマ以外の全植物族に適応される。
簡単な話、このカードが存在しなおかつライフが相手より上ならば自分の植物族モンスターは全員「古代の機械飛竜」と化すのである。


戦闘にはめっぽう強いオネスト、シャドールの中でも問答無用で相手を破壊するネフィリムは回収効果を含めて封じられ、彼岸においては守備力の高いダンテを攻撃表示に変更してダメージを与えつつダンテと素材の彼岸モンスターの効果を丸々潰す事が出来る。特に捕食植物のエース的存在であるキメラフレシアにこの効果が加われば戦闘時に相手効果を封殺しつつ自身の強化と相手の弱体化も出来る強力無比な存在となる。

弱点と言えばこのカード単体では自身の表示形式効果で苦しむ事になる。
(リンクのみ、対象に取れないモンスターだけの場合も同じである)
特に先行時にこのカードとガーデンしかない場合、ガーデンで強化した途端に守備表示なり殴る事すらできなくなり、逆にガーデンを使用しない場合はガーデンのライフ回復とステータス強化が無くなり低ステータスを晒すはめになる。

総じて自身のアド稼ぎが目的であるジャスミンとは対照的に相手を要害する事がメインとなるモンスターである
潤い等でサーチする際には状況に応じて選ぼう。

 

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効果モンスター
星5/闇属性/植物族/攻2000/守1600
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の植物族モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分は500LP回復する。
(2):自分のLPが相手より多く、このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分の植物族モンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(3):自分のLPが回復した場合、自分フィールドの
「アロマ」モンスターの数まで相手の墓地のカードを対象として発動する。
そのカードを除外する。

 

「アロマージ-マジョラム」

ローリエと同じく新規で収録された闇属性担当のレベル5のアロマ

植物族モンスターが戦闘で破壊された時に自身を手札からSS+ライフ回復を行う効果、自身のライフが上な時に自分の植物族モンスターの戦闘ダメージを0にする永続効果、ライフ回復時に自身を含めた「アロマ」モンスターの数まで相手の墓地のカードを除外する誘発効果を持つ。

 

上級モンスターではあるが自身の効果によりやや面倒ではあるが場に出しにくいという事はない、また同時にライフ回復効果もあるので自身の誘発効果を即座に発動出来る。

ガーデン、ガーデニングが場にある状態でアロマが戦闘破壊されたら自身の効果を含めて2500のライフが回復しつつ場にこのカードが出てくるという殆どの場合戦闘ダメージ分がチャラにしつつ更なるライフの上昇が見込める盤面が出来上がる。

 

誘発効果はこのカード単体では1枚除外と地味ではあるが他にアロマモンスターを並べつつ自分、相手ターンに

効果を使用すれば最低でも2枚、最高で12枚と中々バカに出来ない損害を相手に与える事が可能である。

特に「魂吸収」と絡めれば相手に損害を与えつつ自分のライフは増えてアロマの永続効果を補助するという頭おかしい事が起こる。

 

永続効果の戦闘ダメージが0になる効果はリンクジャスミンとのコンボで自身のライフが上ならば自身とリンクジャスミンを含めて最大3体のモンスターが戦闘に対して完全無敵の状態になる。(このカードはリンクジャスミンのリンク先効果で戦闘破壊出来ず、攻撃表示のリンクジャスミンを攻めてもこのカード効果で戦闘ダメージを受けないためライフが減らず戦闘耐性効果が切れない)

 

闇属性、植物族という点を利用して捕食植物の出張要因の候補として生かす事も可能

(SS効果は植物族であれば可能、フィールドにいる闇属性なのでフュージョンドラゴンの素材に出来る、戦闘ダメージ0効果でスピノやセラセニの効果をリスクなしで発動出来る等)

 

難点はSS効果の条件が戦闘破壊であるということ、SS自体は悪くはないが更に難易度は高いが相手に攻撃をためらわせるゴーズ、ステータスは低いが防御性能が高いシグナルレッドと比べるとステータスは並であり戦闘ダメージ0は戦闘耐性ではないため、ガーデンがなければ追撃であっさりやられてしまうということだろう。

 

だがそれを差し置いてもアロマ内では優秀な効果をもっておりシンクロマジョラムのシンクロ素材の第一候補なので投入はほぼ必須だろう

 

 

 

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「アロマージーベルガモット
アロマにおける上級アタッカーである炎属性担当のレベル6モンスター
自分のライフポイントが相手を上回る場合、植物族に貫通効果を付与する永続効果、1ターンに1度ライフポイントが回復した場合に自己強化する誘発効果を持つ。

単純にレベル6で2400とそこそこ優秀な打点を持っているがそこに回復時の効果で自身の攻撃力を1000アップすると3400になり青眼クラスを殴り倒せる上にガーデンでの発動の場合は更に3900のカードに準ずる攻撃力を持つようになる。
更に相手ターン時に更に効果が起動出来れば4900と究極竜すら超える打点となりこのカードを戦闘で倒すのはかなり難しくなる
永続効果はライフが上の時に植物族全体に貫通効果を付与する効果、このカードは勿論、他のアロマや植物族にも貫通が付くのは単純に強く数の暴力で一気にゲームエンドに持ち込む事も可能になる。

弱点はやはり上級モンスターである事、ジャスミンやブロッサム、薔薇の鐘でSS可能とは言え上級ラインにはほかにも優秀な植物族等がいるため他の枠を犠牲にしてまでこのカードを優先するかと言われれば微妙な所でもある

とはいえそれでも強力な効果と打点をもっていることには変わらないのでデッキの枚数を見て隠し味に採用するのもいいかもしれない

 

 

 「アロマセラフィ」編(レベル順に)

 

 

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「アロマセラフィーアンゼリカ」(かわいい)
アロマの中では唯一のチューナーモンスター(ローリエを除く)
自身を手札から捨てる事で発動する回復効果、ライフが相手より多い時に発動する自己再生効果を持つ。

回復効果は手札から発動できるため相手の不意を突くことも出来、ガーデン等が破壊された際には貴重な回復元になる。
回復量は自身の墓地に存在する「アロマ」モンスターを選択し、そのモンスターの攻撃力分だけ回復出来るため大抵の場合はローズマリー、リンクジャスミン1800分を回復出来ると思っていいだろう


(現状回復量の最大値はベルガモットの2400で最低値はジャスミンの100、効果的に自身も対象に出来るが攻撃力が0なので無意味である)


自己再生効果は自分のライフが上の場合に自身を蘇生する効果
場にアロマモンスターが存在しなければ使えないが実質ノーコストでチューナーが蘇生出来ると考えれば使用後の除外デメリットも含めてお釣りがくる効果である。
純テーマならローズマリーと共にシンクロでセラフィローズマリー、マジョラムでセラフィマジョラム、他の植物と共にリンクでセラフィジャスミンが呼べるため、主にデュエル中盤でのキーカードになるであろう

弱点はどちらの効果も別のアロマがいなければ使えない事
特に墓地にアロマが存在しにくい初盤では使えたとしても大した回復量は見込めないためその点に関してはかなり痛い、また自己蘇生効果も便利だが場に事前にアロマを用意しておかなければいけない上に使用後除外されてしまうため無計画に使いすぎると貪欲等で再利用が難しくなってしまう。
特にアロマは長期戦向きのテーマなのでこのカードが再利用出来ないと考えるとかなりの痛手をこうむる。

総じて使いやすく優秀なカードであるが、それ故にプレイヤーの力量が試されるカードだと考えていいだろう

 

 

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「アロマセラフィーローズマリー」(最かわ)
アロマのエクストラ枠の1体であるシンクロモンスター(美しい)
ライフポイントが相手より多い場合、植物族の全体強化を行う永続効果、回復した場合に表側表示のカードの効果を無効にする誘発効果を持つ。

ライフが上回っている時の打点強化はガーデン時なら3000と縛りなしのレベル5のシンクロモンスターということを考慮すればかなり良いラインと言えるだろう、他のアロマを含めた植物族にも付与されるのでガーデン込みなら1000ポイントの上昇と大幅な打点強化が見込める


ライフ上昇時の効果はフィールドのカード1枚をターン終了時まで無効に出来る
一度回復を挟まなくてはいけない関係上、エフェクトヴェーラー等のような相手のカード効果発動に対してチェーンして無効という芸当は出来ない。


基本的には自分ターンではやっかいな効果を持つ効果を無効にして攻めつつ、相手ターンでは牽制目的で使用することになるだろう

 

だがこのカードの真価はそんなことではない

 

(※ここで説明すると長くなるので説明は下記の方に書きます。)

 

 

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シンクロ・効果モンスター
星6/光属性/植物族/攻2200/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「潤いの風」「渇きの風」「恵みの風」のいずれか1枚を手札に加える。
(2):自分のLPが相手より多く、このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの植物族モンスターは相手の効果の対象にならない。
(3):自分のLPが回復した場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動する。
そのカードを破壊する。

 

「アロマセラフィ-スイート・マジョラム」

新規で登場した3体目のエクストラアロマモンスター(おい誰だバ〇アって言った奴?)

シンクロ召喚時にアロマの永続罠の1つをサーチする起動効果、自身のライフが上の時に植物族モンスターを対象効果から守る永続効果、ライフ回復時に相手の場のカード1枚を破壊する誘発効果を持つ

 

今までなかったアロマの罠カードをサーチする効果を持つカード

モンスターサーチにおいては既に「潤いの風」が存在していたので今回の新規でアロマの魔法・罠カードをサーチするカードが来るのではないか?と予想していたプレイヤーもいたのではないだろうか?

非チューナー、チューナーのどちらにも縛りがないため比較的容易にシンクロが可能な上、シンクロ時限定とはいえモンスターサーチ、モンスター破壊、カード回収+蘇生効果付きの永続罠のどれかをサーチ出来るのは非常に大きく特にアロマモンスター全般をサーチ出来る「潤いの風」を初盤に引き込めればその後の展開が有利になるのは言うまでもだろう。

 

永続効果である対象に取らない効果もリンクジャスミンの戦闘破壊耐性とマジョラムの戦闘ダメージ0に効果を加えれば更に強固な盤面に出来(サンボル?・・・・・知らんなあ?)、回復時の破壊効果も渇きの風では対応できずカナンガのみが対応していた魔法・罠除去が可能となっておりシンクロ召喚後も大きな戦力として活躍してくれるだろう。

 ステータス自体はレベル6シンクロの数値としては物足りないが自身の破壊効果とガーデンの付与があるためそこまで問題になることはない 

総じてリンクジャスミンと並ぶアロマの主力モンスターであるので余程の理由がなければ1枚投入はしておいた方が良い

 

 

 

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 「アロマセラフィ-ジャスミン」(かわいい)
アロマにおけるエクストラ枠の一体で上記で紹介した植物族全体におけるキーカード
回復時にデッキから植物族モンスターを手札に加えるサーチ効果、自身のリンク先のモンスターをリリースしてデッキから植物族モンスターをSS出来るリクルート効果、自身のライフが上な時に自身とリンク先の植物族モンスターに疑似戦闘耐性を与える耐性効果を持つ

上記でも紹介した通り、アロマに限らず植物族メインなら一部の効果を無視しても使える強力なリンクモンスター。


条件さえ満たせば植物族以外の縛りはなくあらゆるモンスターをサーチ、リクルートが可能、リクルートは守備表示の縛り以外は特にないためローンファイアブロッサムを先に出せばその縛りすらなくなる。


戦闘耐性効果も決して無視できる効果ではなくリンク先にやっかいな植物族がいるならば先にこのカードを突破する必要がある。このカード自身は攻撃表示なため戦闘ダメージは避けられないがこのカードの攻撃力は1800(ガーデン時なら2300)と決して低い数値ではない、ライフに余裕があるなら少なくても1~2回の戦闘では負けることはないだろう

特に上記で書いたマジョラムとの組み合わせを組めばほぼ戦闘で除去される心配はなくなる。

弱点といえる弱点はそこまでないがあえて挙げるなら効果を無効にされた時が痛いのとあくまで戦闘耐性だけであるため効果破壊には無力であることがあげられる。

総じて植物族デッキには必須レベルで便利なカードでありデッキ次第ではフル投入、1枚のみでも十分に役割を果たせるだろう
 

 

その他のアロマモンスター編

 

 

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「アロマポット」
アロマの中で唯一のリバース効果持ちであり唯一植物族ではないモンスター
リバースした場合、戦闘破壊されない永続効果、お互いのエンドフェイズにライフを回復する誘発効果を持つ。

どちらの効果もリバースした時ではなければ使えない効果なうえ、肝心な回復効果もエンドフェイズと遅い
戦闘耐性は強いがそれ以外の耐性はなくステータスも低いため下手をすればマシュマロン系統と同じくサンドバックと化す

アロマというテーマ内から見てもお世辞にも使いやすいとはいえず通常でも採用されるか微妙なカードであるが逆に言えばそれ故に使った時は相手の不意をつけるカードともいえる。
相手からすればこのカードは戦闘では倒せず破壊しようとしたら貴重な除去枠をこのカードに使用しなくてはいけないので手札次第では意外とバカに出来ない活躍が出来る

 

何より強力なSSモンスター絶対〇すマンな効果を持つエルシャドール・ネフィリムが戦闘でも効果でも倒せない数少ないモンスターである!!

(適当)



使いにくいカードではあるがそれ故に活躍してくれた時のうれしさは他のアロマにはないといえる。

 

 

「アロマ」魔法編

 

 

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「アロマガーデン」

アロマを組む際には必ず入れるであろうフィールド魔法
アロマが存在する場合に回復と全体強化を行う効果、アロマが破壊された場合に回復する効果を持つ。

回復と全体強化は500とそこまで高くはない上に効果を発動する際には必ず「アロマ」モンスターがフィールドに存在しなくてならない
だが基本的に打点の低いアロマにおいては貴重な強化効果と安定して回復出来るカードなため変わった構築にしない限りはフル投入必須なカードである。


また意外と忘れがちであるが強化効果はアロマ以外のモンスターにも適応される。

 

同じモンスター同士が戦闘した場合は一方的に倒せる上に打点が低い故に効果が生かしにくいモンスターのローズマリーも含めて十分なサポートにもなる
またこの効果はガーデン本体が破壊されても次の相手ターン終了時まで適応されるうえにこの効果にはターン制限がないため3枚無理やり使えば1500ものライフと強化値を得る事が可能である。

破壊時のライフ回復効果は1000と高く、アロマ限定とはいえ破壊されれば条件を満たせるため相手からすればライフを減らすために攻撃したつもりが逆にライフを増やしてしまうというジレンマに陥ることもある。

弱点といえる弱点はないがフィールド魔法であるためこのカードを軸にした場合別のフィールド魔法が併用出来ない点位だろうか?

アロマを組む際にはほぼ必須カードではあるがフィールド魔法故に構築次第では1枚未満にもなりえるある意味プレイヤーの構築の腕が見れるカードである。

 

 

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永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分が「アロマ」モンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分は1000LP回復する。
(2):自分のLPが相手より少ない場合、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
デッキから「アロマ」モンスター1体を特殊召喚する。

 

「アロマガーデニング

新規で紹介されたカードの1つでアロマ初の永続魔法カード

アロマのNS、SSに対応してライフを回復する効果、自身のライフが下な時の相手の攻撃宣言時にデッキからアロマモンスターをリクルートする効果を持つ。

 

ガーデンと比べるとステータスが上がらないがライフ数値が1000と高く、出せれば使えるので相手ターンにも使用出来るのはガーデンにはないメリットである。

特にライフが少ない時に使用できるリクルート効果と合わせればSSしたアロマモンスターの効果を即座に使用出来なおかつライフが上回れば永続効果も起動出来るのは大きい

 

基本的にリクルート候補は迎撃要因として優秀なベルガモットローズマリー、他にもGボールパーク等の厄介な魔法・罠がある時は除去しつつもステータスダウンの効果も見込めるカナンガ、余裕があるならジャスミンを出してドローをして次につなげるという手もあるだろう。

変わった所ならローリエやアンゼリカを出しつつ「緊急同調」等シンクロ召喚をする手もある。

 

難点はサーチの効きにくい永続魔法という所

テラ・フォーミングやメタバース等のサーチに恵まれているフィールド魔法のアロマガーデンと比べるとお手軽にサーチする手段が少なくあったとしてもウォッチキャット等癖が強くサーチ後に直に発動出来ない物ばかりである。

また優勢時にはリクルート効果が消えただライフ回復カードになるので基本的に永続罠等で場を埋めやすいアロマにおいて無計画に積み過ぎると事故の元になりやすいので採用枚数には気を付けよう

 

 

「アロマ」罠編

 

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「潤いの風」
アロマのサポート枠でありアロマの主力エンジンともいえる永続罠
ライフコストを払ってアロマモンスターをサーチする効果、ライフが相手より少ない場合にライフを回復する効果を持つ。

罠カードの性質上遅いのと、ライフコストが1000とやや重いがアロマモンスターを好きにサーチ出来るので 状況に応じた動きをすることが出来る。
(基本的には自分のターンではアドを稼げるジャスミンローリエ、厄介なモンスター効果を封じれるローズマリー。相手ターンなら返しに強いマジョラム、貴重な回復チューナーのアンゼリカがおすすめです。)

 

後半の回復効果は500と地味だがフリーチェーンで発動出来、ガーデンと組み合わせれば実質ノーコストでサーチ出来る

難点は自身のライフが上な時には後半の効果が使えない事である。
自身のライフが永続的に回復しないための処置であると思われるが正直このデメはキツイ・・・どうにかならんかったのか・・・。

総じてアロマにとっては重要なサポートカードでありこのカードを引いたか引かないかでデュエルの動きは大幅に変わる、シンクロマジョラムでのサーチ効果では余程の理由がなければこのカードを優先的にサーチしよう

 

 

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「渇きの風」
アロマのサポート罠の一つ
ライフ回復が発生した時に相手モンスターを破壊する効果と、払ったライフの合計以下の攻撃力分相手モンスターを破壊する効果を持つ。

誘発効果故にタイミングが狙いにくく、耐性持ちや裏側モンスターは狙えないという点を除いても回復時という軽い条件で毎ターン相手モンスター1体を破壊出来るというのは強い効果である
アロマでは対処出来ない厄介なモンスター(クリスタルウィング等)を除去して相手の場を荒らしつつモンスターで攻め込むというのが基本的な流れになるであろう
後半の効果はライフ差を3000以上保ち、なおかつアロマが場にいなければ発動できないが払ったライフの数値分それより低い攻撃力のモンスターを好きなだけ選んで破壊出来る。
とはいえ基本的に優勢時にしか使えずなおかつ使うと相手と必ずライフが同じになるためこちらは奥の手として使用する効果となるだろう。

アロマの中では特に単体では使えないカードであるが潤いと一緒に発動出来ればアドを稼ぎつつ相手の場を荒らすというかなりのプレッシャーを与えらる盤面を作れるカードであるといえる。

シンクロマジョラムのサーチ候補としては一番低い立ち位置ではあるが厄介な効果持ちモンスターがいるなら優先的にサーチしても良いだろう

 

 

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永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
植物族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分は500LP回復する。
●自分の墓地の植物族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、自分は500LP回復する。
●1000LPを払って発動できる。
自分の墓地から「アロマ」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

 

「恵みの風」(あら素敵!)

今回新登場したカードの1つであるアロマの永続罠

1ターンに1度、手札・フィールドの植物族モンスターを墓地に送ってライフ回復する効果、墓地の植物族をサルベージしてライフを回復する効果、ライフコストを払って墓地のアロマモンスターを蘇生させる効果のうち一つを発動できる。

 

上記の3つの効果を1ターンに1度、どれか1つしか使えないのは辛いがどれも良い効果である。

 

手札から捨てて回復する効果はスポーアや薔薇恋人のような墓地で効果を発揮するモンスターは勿論、あえてアロマを墓地に送り自身の効果で蘇生させたり、アンゼリカの効果を補助するという手段に使える。

 

サルベージ効果は潤いの風と併用してアロマの戦線を維持したり(特にアンゼリカは繰り返し回収、サーチをすれば安定した回復源となる)、ダーリングコブラバオバブーンなどのデッキに存在することに意義があるモンスターを戻したり、またブロッサムでSSするモンスターを戻したりと使い方は多岐にわたる

 

蘇生効果のみアロマモンスターに限定されているが1000ポイントのライフコストで制限なく毎ターン蘇生可能なのは大きい、蘇生先は優秀な効果を持つ高レベルのシンクロアロマやサーチ効果と自身の戦闘耐性効果を持つリンクジャスミン、出しにくいが高打点が期待できるベルガモット等を主に召喚しにくいアロマを蘇生させるのがメインとなるだろう

 

シンクロマジョラムのサーチ候補としては潤いの風の次に優先されるカードとなるでしょう

 

 

5:「アロマ」と相性の良いカード(テーマ) 

ここからは私個人がおすすめするアロマとの相性の良いカードとテーマを簡単ですが紹介したいと思います。

 

  • カード編

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「魂吸収」

 除外すればするほど莫大なライフアドを獲得できる永続魔法

 

アロマではマジョラムや自己蘇生後のアンゼリカで、シンクロ軸ならハリファイバーは勿論、お互いのターンに除外出来なおかつ相手を要害可能なサイフレームΩとΖで1000ポイントも回復出来る。

(特に前者は自己蘇生後のアンゼリカを墓地に戻して再度蘇生させられる)

またカクリヨノチザクラならSSの段階で1000ポイント、蘇生効果で500+エクストラのシンクロアロマを蘇生しつつ効果を起動と美味しいこと尽くめ

 

 

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「盆回し」 

 上記でも紹介したフィールド魔法サーチカードの1つ

 

通常なら自分の欲しいフィールド魔法と相手に嫌がらせをするフィールド魔法をサーチしたりするがアロマには相手の魔法・罠を持ち主の手札に戻せるカナンガがあるのでガーデンをセットしつつ2枚目のガーデン(もしくは別のフィールド魔法)を手札に加えるといった芸当が可能

 

 

  • テーマ編

 

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【ヴァンパイア】

ライフを消費して展開しつつ攻めていくテーマ

 

ヴァンパイアは基本的に強力な効果を使用するためにライフを大幅に消費するデメリットがあるがアロマはライフが上下しても問題ない上に回復も出来るテーマなのでヴァンパイアのライフ消費をカバーしやすい

ヴァンパイア側はアロマが悩みがちな打点不足をフロイライン等で解消してくれヴァンパイアが奪ったモンスターでシェリダンは更なるシンクロ召喚を行う事も出来る。

またヴァンパイア側にも「ヴァンパイアの領域」「ヴァンパイアの支配」といったライフ回復カードがあり後者の場合はアロマの弱点である魔法・罠の除去を防ぐこともできる。

またアンデット族にもシンクロに特化した戦術が存在するためシンクロ軸をメインにするならヴァンパイアも混ぜつつアロマを組んでみても良いかもしれない。

 

 

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【バスター】

 シンクロモンスター「バスター・モード」で強化するテーマ

 

リフレクターを始めとする新規のお陰で縛りがあるレベル6以上のシンクロモンスターが出しやすくなっておりこれによりシンクロ軸のアロマでは更なる展開が可能となった。

 

基本的にはレベル6のマジョラム(レベル5のシンクロローズマリーはリフレクターの効果でどうしても非チューナー側がレベル5以上になってしまうためシンクロは不可能である)をメインとし属性、種族を変更するスナイパーで強力なデッキバウンスと蘇生効果を持つショウフクやライフアドが生かされるホーリーワイバーン、ガーデンなどを再利用可能なドゥローレンなどをシンクロしていこう 

 

あえてバスターモードを使うならライフ回復効果を持つ「ハイパーサイコガンナー(+/バスター)」を採用してみるのも面白いかもしれない

 

その他にも全属性が揃っていることを利用して属性融合が必要な【シャドール】召喚獣辺りに組み込んでみても面白いかもしれない

 

 

4:最後に


久々の記事なので色々と至らない点がありましたが以上で私個人から見たアロマというテーマの紹介記事を終了したいと思います。

植物族とはいえ決して環境上位にいけるテーマでもなく弱点も多いテーマではありますがその分使ってて楽しいテーマですので皆様がこの記事をきっかけに新規はもちろん全てのアロマというテーマに触れていただければ私としてはこの上ない喜びです。

それでは改めてここまで見てくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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先ほど上記で紹介した「アロマセラフィーローズマリー」(尊い

効果の面ではお世辞にもそこまで強いカードではない・・・。

 

だがこのカードの真価はそんなことではない

「かわいい!うつくしい!きれい!」

 

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通常のローズマリーと比べて良く見てほしい
通常時は大人し気な印象を受けるローズマリーだがセラフィ化した瞬間服装も黒よりの青から白よりの青になり「マージ」の魔術師めいた服装から「セラフィ」のふわっとした妖精のような服装へ様変わりし神々しい羽をはばたかせ(恐らくアンゼリカの力を得たからと思われる)こちらに見つめながら手を広げつつ精一杯の笑顔を見せるローズマリー・・・。
いつ見てもかわいさと尊さで何も言えなくなってしまう、元々かアロマというテーマが出た時からアロマを愛用していた私にとってはある時期にこのカードのフラゲが来て画像見た瞬間に喚起し喜びのあまり二桁近くこのカードを買いこんでしまい、このイラストが乗った同人スリーブが出たことを知り売り切れていた時は激しく絶望しオークションで見かけた時は迷わず購入した。

そして現物が来て眺めた時・・・

 

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んほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!〜このローズマリーたまんねぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええええ〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!

 

 

 


是非皆様も機会があればこのカードに触れて尊さを感じてほしい・・・。

 

以上です