デッキ紹介「ヴァンパイアガーデン」

どうもカイマンです。

 

今回も前回と同じくAAオフ会で使用した「ヴァンパイアガーデン」のデッキ紹介をしたいと思います。

 

 

 

1:デッキ概要

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今回アロマの回復カードはこのカードに注目しました。

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「ヴァンパイアの支配」

ヴァンパイアが存在すればあらゆるカードの効果を無効にし破壊、そしてそれがモンスターだった場合はそのモンスターの元々の攻撃力分だけライフを回復するカウンター罠です。

(ただしこの効果はフィールドのモンスターを参照するのでそれ以外の所で発動するモンスター相手には使えません)

 

ただこのカードのためだけなら他にも似たようなカードがあるためわざわざアロマに組む必要性はありません。

このカードでアロマと混ぜて組もうと思ったのはこのカードの存在が大きいです。

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「ヴァンパイア・フロイライン」

自分相手問わず攻撃宣言時に手札から守備表示でSS出来なおかつ戦闘時にライフを払えばアンデット族を強化できる効果を持つヴァンパイアとアンデット族のキーカード的存在です。

 

ライフを多大に消費するこのカードとライフ回復に長けたアロマとの相性自体は悪くなかったので構築を考えて初期は純粋にヴァンパイアとアロマだけを混ぜた構築で組みましたが思った以上にヴァンパイアの再利用手段(主に眷属と使い魔)が限られ展開に乏しくアロマが動き出す前にやられるパターンが多かったので一度組みなおし他のカードを混ぜてみた所、大幅に動きが改善されたのでAAオフで使用し無事5割強の勝率を収める事が出来ました。

 

 

2:戦術・弱点

主にライフはアロマ、支配、はなみずきで稼ぎつつ戦闘面はフロイライン、ゴヨウ、ヴァレル等に任せて相手モンスターを強奪後シェリダンを召喚し場を制圧するのがメイン、防御面は主に支配に任せつつアロマやフロイラインで不意を衝くのが良いでしょう。

サーチ面ではΩのサポートがうまく生きれば毎ターン、馬頭鬼で眷属と使い魔のサーチ機能が使えます。

終盤ではキングとプレデターをミラクルシンクロしエンペラーで完全制圧します。

 

弱点はやはりアンデット共通の弱点でもある除外、使い魔や眷属は勿論回収要因のΩが除外されるとこのデッキの動きがかなり鈍くなります。

また支配が回復出来るのはあくまでも場のモンスター限定ですので手札、墓地起動系メインの暗黒界やデンジャー、魔法メインで展開し元々の攻撃力も低い閃刀姫にはかなりの苦戦を強いられるでしょう。

 

 

 

 

3:各テーマ(カード)の役割紹介

次に各テーマ(カード)の紹介と役割について説明したいと思います。
(基本的なテキスト、ステータス等は公式wikiを参照してください、また「死者蘇生」「貪欲な壺」等の汎用系カードの説明は割合させていただきます。)

 

 

メインモンスター

 


「アロマージ」

「アロマ」に関しては基本的な事は前の記事で紹介しているのでこちらを参照しつつ、ここではこのデッキのみ採用している「アロマージーカナンガ」の紹介をしたいと思います。

https://tokorotenkaiman.hatenadiary.jp/entry/2019/01/13/120040

 

「アロマージーカナンガ」

 基本的に相手の打点を下げる役割と「盆回し」を使用して「アロマガーデン」「ヴァンパイア帝国」をセットして効果を起動し相手の場にセットしたカードを回収する役割を持つ

 特に前者はフロイラインでライフを大量に消費しやすいこのテーマにはありがたい効果で後者は上記のコンボが出来なくてもやっかいな相手の永続系カードをバウンスすることで間接的に封じることも出来る。

 

 

「ヴァンパイア」

このデッキにおけるアロマ最大のサポートテーマ

 

各カードが優秀なのは勿論、各自SS機能もあるのでアロマに召喚権を割くことが難しくなく、それでなくても馬頭鬼での墓地蘇生も容易なためサーチや自己SSで戦線を増やしたりリンクやシンクロ素材として更なる展開を用意することが出来る。

 

 

「ヴァンパイア・スカージレッド」

ヴァンパイアにおけるフロイラインの並ぶ主力カード

NS、SS時にライフコストを払う事で墓地のヴァンパイアを蘇生させる効果と相手モンスターを戦闘で破壊後のバトルフェイズ終了時に自身の場に蘇生させるゴヨウ効果を持つ

通常召喚、特殊召喚のどちらにも対応しており出せばほぼ確実に効果を使う事が出来る、コントロール強奪効果も自身がレベル6なので1体でも奪えばシェリダンにつなげる事が可能、何より通常時の打点も高いのでフロイラインでは対応できない高打点のモンスターを倒す事が出来るのは大きい 

 

 

「ヴァンパイア・フロイライン」 

 このデッキにおける最重要モンスター

上記に書いた通り自分、相手問わずに攻撃すればSS出来、ライフさえ払えば守備表示ならFGDクラスの攻撃すら耐える事が可能である

そのお手軽なSS条件を利用してあえて場をがら空きにした上で相手にターンを渡し、少しでも相手がライフを削るために攻撃してきたらSSすることである程度相手の目論見を崩すことが可能

コントロール強奪効果もあるがこのカードのレベル5のため単体ではシェリダンを出せないがレベル1チューナーさえあればゴヨウプレデターになれるので特に問題はない

欠点はやはり大量にライフポイントを消費することだがこのデッキでは支配の他にライフ回復要因のアロマとはなみずきがあるので特にそれで困ることはない

 

 

「ヴァンパイアの使い魔」「ヴァンパイアの眷属」

どちらもヴァンパイアにおけるサーチ要因

手札・フィールドの「ヴァンパイア」カードを墓地に送る事で墓地から蘇生出来る効果とSS時にライフコストを払うことで前者はヴァンパイアモンスター、後者は魔法・罠をサーチする効果を持つ

墓地に送るカードは魔法・罠でも問題ないので使う必要がなくなった帝国やアウェイクをコストにすることも可能(ただ「墓地に送る」事が条件なので墓地SSで除外が確定したこのカードたちはコストに出来ないので注意)、サーチ先は前者は主にフロイライン、眷属は支配になるだろう

墓地蘇生効果は使用後除外されて再利用が難しくなってしまうためΩやネクロナイズで回収したり、馬頭鬼の蘇生先の1つとして選ぶことも出来る

 

 

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「ヴァンパイア・サッカー」

「おい、磯野!サッカーしようぜ!俺がボールな!!」

貴重なヴァンパイアリンクモンスター

相手の墓地のモンスターをアンデット族に変えたうえで守備表示で相手の場に蘇生させる効果と場にアンデット族が蘇生された時にデッキからドローできる効果、そして自分がアドバンス召喚をする際に相手の場のアンデット族をリリース出来る効果を持つ

蘇生効果は一見するとデメリット効果に見えるが蘇生時にこのカードの効果で1ドローが約束されこのデッキではコントロール強奪効果を持つモンスターが豊富なためシェリダン用と考えて蘇生させれば特に問題はない、またあえてマシュマロンのような耐性を持ちを蘇生後ローズマリーで表示形式を変更しタコ殴りにする手もある。

とはいえ蘇生モンスターは種族変更以外の縛りはなく蘇生されるのでやっかいな効果持ちを蘇生しないよう気を付けよう。

(リリース削減効果はこのデッキにはあまりいないため割合します。)

 

 

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「交血鬼ーヴァンパイア・シェリダン」

このデッキの切り札ともいえるモンスター

相手モンスターをこのカードのエクシーズ素材にする場合にレベル6として扱える効果外テキスト、相手フィールドのカードを墓地へ送る起動効果、フィールドのモンスターが効果または戦闘破壊で相手の墓地へ送られた場合に自分フィールドに蘇生させる誘発効果を持つ。

基本的にこのデッキには上記や下記のカードの存在によりコントロール強奪には事欠かなく比較的あっさりエクシーズ出来る。

基本的に破壊がメインのテーマなこのデッキにおいてこのカードの墓地送りは貴重な除去方法で魔法・罠も対象に出来るので臨機応変な活躍が出来る。

このカードもヴァンパイアなので支配とフロイラインの恩恵を得られ帝国やガーデンがあれば1000のライフを払うだけでオベリスククラスを撃退出来る

難点といえばこのデッキのコンセプト上出てくるのはほぼメイン2になりやすく、相手も自分のターンでこんな厄介なモンスターを放置しておくはずがないので中々バトルに参加させにくい点である。

 

 

「ヴァンパイアの支配」

このデッキの回復源兼要害カード

上記で紹介した通り、場にヴァンパイアがあればほぼすべてのカードを無効にでき、それがモンスターならライフを回復出来る。

またこのカード自身もヴァンパイアなので眷属でサーチ出来るため牽制目的での使用も可能

基本的にはライフ回復をメインに使いつつ時にはアロマの弱点であるサイクロン系をカバーしたり補助目的で使用しても特に問題はない

 

 

「ヴァンパイア帝国」「ヴァンパイアの領域」「ヴァンパイア・アウェイク」

ヴァンパイアのサポートカード

帝国はヴァンパイアの打点を補助しつつ相手の墓地肥やしをけん制しつつ墓地にヴァンパイアを送りアドを稼いでいく

(特に効果の関係上ベアトリーチェやGボールパークとこのカードは天敵ともいえる)

領域はダメージさえ与えれば必ず回復出来るのでその点を利用しフロイラインで3000ポイント払いダメージを与えつつ払い過ぎたライフを回復しアロマカードを強引に起動させるという力業も可能

アウェイクは主に使い魔や眷属を出して効果を使いつつリンクリボーやサッカー等の素材ししていく

 

 

その他

 

「不知火の隠者」「妖刀ー不知火」「刀神ー不知火」

(※基本的に「不知火」自体は一つのテーマだがこのデッキではほぼサポート要員なのでここに記載します。)

アンデット族の弱点である除外で真価を発揮するテーマ

隠者は自身をコストにユニゾンビ(+馬頭鬼)からこのテーマの重要サポートであるΩへ繋げ、妖刀は隠者を除外し刀神へ繋げ、最終的には刀神+妖刀でゴヨウキングへと繋げるのがメインになる。

(なお、このルートでクリスタルウィングも出せるので大抵の人はクリスタルを警戒してゴヨウが出てくるとビックリします)

 

 

「馬頭鬼」「ユニゾンビ」

アンデットサポート枠のモンスター

前者はアンデット使いならだれもが知る万能蘇生マンで主にΩで回収しつつ毎ターンその場に応じたアンデットを蘇生させていく、後者はユニゾンビは主に上記の役割の他に妖刀や使い魔や眷属等墓地に行くことでメリットになるモンスターを落としつつΩやサッカー、ハリファイバー等で棒立ちにならないようにカバーしつつ運用していく

 

 

バオバブーン」「スポーア」

植物族のサポート枠

前者は基本的に手札に来てほしくないカード(このデッキなら妖刀やユニゾンビ等)を戻しつつ壁兼セラフィジャスミンの素材要因に、後者は高レベルシンクロの他にセラフィローズマリーをコストにシェリダンの素材にもすることが出来る。

(リンクモンスターであるスカルデットも上記のバオバブーンと同じ運用をする)

 

 

「カオス・ソーサラー」「マスマティシャン

その他のサポート枠

ソーサラーはヴァンパイアやジャスミンをコストに無理なく呼べ、厄介な耐性持ちを除外しつつレベル6なので最終的にはシェリダンの素材にすることが可能、マスマテは好きなカードを墓地に送りつつ戦闘破壊時のドローで次に繋げていく

 

 そして・・・

 

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 「儚無みずき」

AAオフ終了後の新弾で出てきたヴァンパイアガーデン期待のニューフェイス

相手が効果モンスターの特殊召喚に成功した時、その攻撃力分ライフ回復する誘発即時効果を持つ

ヴァンパイアの動きの関係上受け身になりやすく尚且つライフを大量に消費するこのデッキにおいて相手の動き次第で10000以上のライフを回復できるこのカードは私個人

にとっては非常にありがたい新規カードでした。

(一部ではアロマ新規と騒がれていたものの、他の行動的になりやすいアロマデッキでは今一生かしきれない感があったので悩んでいた所にこのデッキの存在を思い出し投入しました。)

 

 

 

エクストラ枠

 

 

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「ゴヨウ・プレデター」「ゴヨウ・キング」「ゴヨウ・エンペラー」

このデッキにおけるもう一つの要のモンスター

上記のカード全員がモンスター戦闘破壊時に破壊したモンスターのコントロールを得る効果を持つ(一部例外あり)

プレデターはレベル6のためコントロールを奪ったモンスターとすぐにシェリダンになれ(ここに関しては更に打点の高いガーディアンと迷いましたがあちらは地属性チューナーという微妙な縛りと守備表示でSSなためリンクモンスターが奪えない点を考慮して見送りました)、キングは自身の効果で3000ライン以上の攻撃力を得る事ができ別モンスターを倒す必要があるが他のゴヨウモンスターでは奪えないPモンスターを奪う事が出来る。

エンペラーは上記の二体をミラクルシンクロで呼び出し、そのメリット、デメリット効果を考え止めの一撃要因として運用していこう

 

 

「PSYフレームロード・Ω」

このデッキ最大のサポート枠

デメリットにより除外されていきやすいアンデット族を墓地に戻せる貴重な効果を持つ

特に相手ターンには自身をフリーチェーンで除外出来るので除去されにくく仮に倒されても自身をエクストラに戻せるので再召喚が可能なのも利点である。

 

 

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「ヴァレルロード・ドラゴン」

リンク4の中でも強力な効果を持つモンスター

実質アンティークギアの封殺効果に近い効果を持つステータスダウン効果と攻撃時に対象をとらないコントロール強奪効果を持つため上記のヴァンパイアやゴヨウ以上に安定してシェリダンの素材を確保出来る

またリンクモンスターなため下手にエクストラゾーンを圧迫せずにシェリダンを展開できるのも利点である。

 

 

「水晶機巧ーハリファイバー」「シューティング・ライザー・ドラゴン」

シンクロのサポート枠

ハリファイバーは言わずもがな、ライザーの方はハリファイバーから展開し落としたいカードを落として次のターンに備えたり、レベル調整を行ってΩ等をシンクロ召喚するなど臨機応変な対応が可能である。

 

 

魔法カード

 

 

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「アンデット・ネクロナイズ」

貴重なコントロール強奪系魔法カード

条件となるレベル5以上のアンデットはフロイラインでクリアでき墓地からのセット効果も除外されたヴァンパイアカード等を回収すれば問題なく、自身の除外後はΩで元に戻せる等、強力かつ何度も再利用可能な魔法カードである。

 

 

「一撃必殺!居合いドロー」

ある意味遊戯王界でも知名度の高い魔法カード

このカードが登場したアニメGXの回は古参デュエリストの間では人気の高い回として今でも語り継がれている(私も好きです)

通常では同じ居合いドローを当てるために使われるが発動時の手札コストと墓地に肥やし&回収効果があるためアンデット族と墓地参照のアンゼリカがあるこのデッキでは貴重な墓地肥やしと支配等の再利用したいカードを回収出来る夢のカードである。

 

 

 

4:最後に

如何でしたでしょうか?

前回と同じくこの前ツイッターで紹介したけど書ききれなかった部分を思い切り書き込みつつ前回の「ソウルアロマ」の記事の反省点を生かしある程度改善してみました。

まだまだ拙い部分が目立っていますが記事を書き続けていきながらデッキ同様私も成長していけるよう頑張ります。

 

次回はいよいよ三種のアロマ最後の一つ「堕天使アロマ(仮)」を紹介していきたいと思いますが、このデッキに関しては未だ荒い部分があり私自身もうまく使いこなせていない部分が多いので記事に関しては公開日は未定とさせていただきますがご了承ください。

(レシピのみある程度良い具合に仕上がったら私のツイッターに乗せる予定です。)

 

 

では皆様次回またお会いしましょう。